最新更新日:2024/06/20 | |
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修了式 3 ー校長式辞ー私は、1年間をふりかえり、みなさんのよかったことを3つ話します。 1つ目は、あいさつです。「大きな声で」「相手の目を見て」「自分から進んで」、あいさつできる子が増えました。新しい通学班になって、あいさつの声がより大きくなって、はりきっていることがわかります。あいさつは、やり過ぎということはありません。学校だけでなく地域でも、自分からあいさつできる里の子になってほしいと思います。 2つ目は、「思いやりの行動が増えた」ということです。昨日、今年度最後の給食の様子を見てまわりました。当番を中心に協力して配膳し仲よく楽しく食べている様子が見られました。失敗しておかずをこぼしてしまった子がいましたが、さっとぞうきんを持ってきて、拭き取る手伝いをする子がいました。誰かから言われたのではありません。当たり前のこととして自分で判断しての行動でした。6年生が学級閉鎖のときもそうです。5年生が率先して6年の分担を掃除するなど手助けしました。また、渡り廊下が濡れていると雑巾で水分をふきとったり、風が強く吹いた後の昇降口や廊下の砂をはき出す子もいました。私はそれを見て、とてもうれしく頼もしく感じました。 3つめは「歌が上手になった」ことです。全学年ともに、朝から「今月の歌」を歌う元気な声が校内に響きます。先日の卒業式は、卒業生だけでなく、4、5年生の歌が驚くほど上手になっていました。表情豊かに楽しそうに、身体全体で歌う姿が見られました。お客様からも「とても上手で感動した」とおほめの言葉をたくさんいただきました。 「元気なあいさつ」や、他の人のことを思う「思いやりある行動」や「さわやかな歌声」は、学校を明るく気持ちよくします。自分の心もきれいに気持ちよくなります。ぜひ、今後も、「あいさつ」や「思いやり」や「歌声」の輪をもっともっと広げて、素敵な北里小学校にしていきましょう。 (中略:通知表について少し話しました) 最後に、これは何でしょう? そうですね。「里の子 交通安全日めくりカレンダー」です。毎日、朝と帰りにみんなで標語を唱えていますね。みなさんのうちにもあります。そこで、先生からの宿題です。春休みの間毎日、その日の標語を、ぜひ声にだして言ってみましょう。そして、交通ルールを守り周りをよく見て、事故に絶対にあわないように気をつけましょう。自分の体や命は、絶対に、自分で守ってください。 4月9日の始業式には、ここにいる全員が元気な姿をみせて、新学年のいいスタートがきれるようにしましょう。そのときに、新しいクラスや担任の先生も発表しますから、楽しみにしていてくださいね。 卒業式を振り返る ー忘れられない80分間ー 【校長日記】3/21平成29年度卒業生72名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者やご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。第71回卒業証書授与式が、昨日、無事に終わりました。大勢の来賓の方々や保護者の方々に祝福され見守られ、とても感動的な卒業式でした。子どもたちの懸命な一途な思いが表に出た、心に残る最高の式となりました。校章が金色に輝く新品の演台が、晴れ舞台の華やかさを一段と引き立てました。 その舞台中央でのできごとです。万感の思いで「はいっ」と返事をし、真正面に立った一人一人と目を合わせます。緊張と決意が読み取れます。ゆっくりと卒業証書を手渡します。小声で「おめでとう」の言葉を添えて。すると、表情が和らぐ子、瞳に力を入れる子、目で礼を返す子、いろいろな反応があります。「ありがとうございます」と声に出す子さえいます。卒業生と対峙する瞬間、その子の小学校での活躍の場面が脳裏をさっと横切ります。教室や校庭、行事や部活動での触れ合った思い出。もっと話したかったなと後悔する瞬間でもあります。6年間無事に成長できた証を手渡せる喜びを感じながら、濃密な時間が過ぎていきました。 式後、来賓の方からお褒めの言葉をいただきました。「歌がすばらしい」「あの歌声に感動しました」「合唱を聴いて涙がでました」「どうやって指導されたのですか」等々、子どもたちの歌声に心が動かされた声が多く寄せられました。有り難いことです。中には「コンクールに出るべきですよ。入賞できます!」という激励も。 卒業式では、「君が代」を含めて7曲を歌いました。子どもたちは本当によくがんばりました。先生方も熱心にご指導いただきました。練習中は、厳しい言葉を投げかけられてもくじけず上手になろうと、必死に努力しました。その成果が発揮された歌声だった思います。 4、5年生の歌った「かわらないもの」は、歌う表情がとても素敵でした。卒業生の歌った「この星に生まれて」は未来への力強い決意が感じられました。全員で歌った名曲「旅立ちの日に」では眼前に青空が広がりました。曲のクライマックス「〜♪この広い大空に夢を託して〜♪」の部分で、サアッーと体育館の天井が開け「限りなく青い空」が広がる情景が、確かに見えた気がしたのは私だけではないと思います。 圧巻は、何と言っても「秋祭り」です。2学期から卒業生が先生たちの指導の下、悪戦苦闘しながら創り上げた絶唱です。指揮を音楽の尾関先生自ら務める難曲です。私自身、聴いているうちにこみ上げるものがありました。会場に「たこ焼きのこげる匂い」や「祭りの旗」や「どどんがどん」の太鼓の音が、体感できる臨場感あふれる合唱でした。そして、フィナーレを飾った「巣立ちの歌」は心に染みこみ、多くの涙を誘ったことでしょう。 振り返れば、卒業生の皆さんは、とても頑張り屋でした。能力はあるのに、出し惜しみする傾向があったので、時に周りをヤキモキさせ、叱咤激励されることも多かったのですが、よく踏ん張り期待に応えてくれました。各行事への参加態度も運動会等の出し物も部活での頑張りも、6年間の成長率さえ過去最高レベルの学年でした。そんな皆さんと生活できたことを誇りに思います。これからも、素直なままで、「チャレンジする心」と「感謝する心」をもって、人生をたくましく生き抜いてください。 本校を巣立つ男子35名、女子37名、計72名の卒業生の前途に、幸多からんことを祈ります。多方面でのご支援&ご協力、誠にありがとうございました。(校長) (卒業式関連の記事はまだ続きます。ご期待ください) パトボラ情報交換会 ーいつもありがとうございますーパトボラさんは、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、里の子に寄り添い見守っていただき、一緒に長距離を登校していただける方もみえます。時に、けがや忘れ物へも対応いただくこともあります。誠に有り難い存在です。 パトボラさんからは、「登校時刻が遅い班がある」「班長に頼り過ぎる面がある」「自分の命は自分で守ろうとする意識が低い」「下校時は、長く広がる傾向がある」など、ご指摘いただきました。 反対に「あいさつが元気でよろしい」「注意すると素直に従ってくれる」などうれしい言葉もいただきました。 また、「パトボラをやって、感謝されるのは意味がわからない。子どもたちから元気をもらえ、感謝したいのはこちらの方だ」などの、有り難すぎるお言葉には頭が下がりました。「ありがとうございます」の感謝、感謝の言葉しかありません。 会には、PTA役員さんも参加されていたので、PTAを代表してお礼の言葉を言われました。また、校長からは、感謝状が一人ずつ、手渡されました。 新しい演台が寄贈されました地域の有志の方から寄贈を受けたのです。体育館の演台は老朽化し、傷が至るところについてボロボロの状態でした。それを見かねて、新品を贈っていただきました。誠に有り難い話です。今年の卒業式に間に合いました。 4時間目、新しくなった演台を使って、早速、練習を行いました。気合いが入ります。子どもたちのテンションも上がるようでした。皆さんも、ぜひ、卒業式でご覧ください。 重厚感のある立派な演台です。真ん中に金ぴかの校章が輝きます。これから50年、いや100年間大切に使っていこうと思います。この演台に恥ずかしくない卒業式を行わなければと気を引き締めました。子どもたちも張り切ってくれるはずです。 北里地区青少年健全育成会会長の加藤様、保護司やパトボラでお世話になっている林様、この度は誠にありがとうございました。 感動の中学校卒業式 3/6 【校長日記】素晴らしい式に感動しました。まず、卒業証書授与。厳粛な雰囲気の中、卒業生一人一人が呼名にしっかりした返事で応え、卒業証書を受け取りました。立ち居振る舞いがキビキビして、見ていて気持ちよかったです。卒業生全員が起立する場面は、一つの物音でビシッと全体がそろっていたので驚きました。 卒業生、在校生ともに代表の言葉は、よく内容が練られ落ちついた語り口で、心に迫りました。 特に、歌声が素晴らしかったです。ふるさと北里を思い、全校で合唱した「ふるさと」。北里中学校の卒業生が作詞した「思い出を胸に」。卒業生の歌声は、美しく(女声)たくましく(男声)、また心が込められ、引き込まれました。最後の曲、「♪〜流れゆく風のような♪……」で始まった「旅立ちの今たしかめあって」を歌い終わると、来賓席からは大きな拍手が起こりました。 6年生も3年後は、この場にいると思うと今後の時の流れを感じずにはいられません。 次は自分たちの番。先輩たちを見習い、堂々とそして、さわやかに、この学舎(まなびや)を巣立ってほしいと思います。晴れの日まで、残り10日となりました。 北里中学3年生の皆さん、並びに保護者の皆様方、ご卒業おめでとうございます。 朝会 1 ー校長講話ー 【魔法の言葉】魔法の言葉についての問題です。言う本人も言われた相手も気持ちがよくなる(魔法の)言葉はなんでしょうか? ーカンコン・カンコン・カンコン・チーンーわかりましたね。答えは「ありがとう」です。ありがとうは感謝の言葉です。先日の「卒業を祝う会」では、いっぱいの「ありがとう」があふれ出て、体育館はとてもほかほかして、素敵な空間になりました。 それでは「ありがとう」の反対の言葉は何でしたか? そうですね。「当り前」です。ごはんを作ってもらって「当り前」、何かをやってもらっても当り前と思うから「ありがとう」の言葉がでないのです。でもね。この世界に、やってもらって「当り前」のことなんて何もないのです。そのことの気づいた人は、いつも「ありがとう」と周りの人に感謝します。そういう人は、何でも上手になったり、うまくいったり、穏やかな気持ちになったりして、楽しく毎日を送ることができます。 なぜなら、「ありがとう」は、周りの人とのつながり、絆を深める言葉だからです。だから、たくさん「ありがとう」を言うと、もっと応援してもらえて、がんばることができます。また、感謝することで、きちんと自分と向きあい、思い上がることなく努力することができるのです。 この後、たくさんの人が表彰されます。作品を上手に仕上げた人も、スポーツで勝ち続ける人たちもきっと、周りへの感謝の気持ちを忘れず、感謝し続ける人だと思います。 今この瞬間から1回でも多く、「ありがとう」を口にして、生活を豊かにしていきましょう。 きょうも、先生の話をきちんと聞いてくれて、「ありがとう」。 |
小牧市立北里小学校
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