１０月２５日（木）、２名のダンサーをお招きして、６年生が『コンテンポラリーダンス』を体験しました。これは、こまき市民文化財団による文化体験事業（アウトリーチ事業）の一つで、プロのアーティストによるパフォーマンスを間近で体験することにより、創造力と感性を刺激しようとするものです。

はじめに講師のお二人のパフォーマンスを見てびっくり。テレビの音楽番組で見るようなダンスとは随分違い、初めて見るダンスだったからです。大丈夫かなぁ。できるかなぁ。自由に踊るといわれても・・・。

でも、明るくほめ上手な講師の先生の言葉と、次々に繰り出される課題に刺激を受け、やる気をかきたてられた子どもたち。先生の真似をして踊ったり、自分の身体のいろいろな部分を意識しながら日常の動作では出てこない動きをしたり、人形のように動かない相手の手足を持ち上げて動かしたり・・・などなど、とても楽しんで挑戦できました。

体育館のあちこちで笑顔がこぼれ、笑い声が響いたダンスの体験。プロのパフォーマンスに強い刺激を受け、身体で表現する楽しさと充実感を実感できた２時間でした。

６年生の課題は、「１２年後のわたし」です。
将来の自分について想像し、紙粘土を使って立体に表します。

これまでに、場面を構想しながらポーズを決め、針金を組み合わせて作った芯を土台に固定し、紙粘土で肉付けするところまで進めてありました。　 　
今日は、その立体に絵の具で丁寧に彩色したり、布で服を着せたりして、人物を仕上げました。さらに、足元やまわりにある物なども作り、場面の様子が伝わるように工夫しました。

６年生の教室は、競技会の時間中、いつ訪れても、誰一人おしゃべりをせず、みんな黙々と作品に向き合っていました。

家庭科「まかせてね　今日の食事」の単元では、家族のために、栄養バランスのよい献立を１食分考えます。
今日は、主食をご飯、汁物をみそ汁としたときの、家族が喜ぶ「おかず」を、２人組になって作りました。ハンバーグ、生姜焼き、野菜炒め、豆腐ステーキ、ポテトサラダなどなど、メニューはさまざまです。
おいしそうなにおいが校舎内に漂ってきたため、放課には、２年生が廊下側のドアからうらやましそうにのぞいていました。

無事に小牧に戻ってきました。保護者の皆様、お迎え、どうもありがとうございました。

バスは予定通り二条城を出発し、小牧に向かっています。バスの中は、レクリをして楽しんでいる子と寝ている子に分かれています。
トイレ休憩は、利用者の少ない湖東三山PAに変更しました。今のところ渋滞もなく順調です。

最後の目的地は二条城。徳川慶喜が大政奉還のために使った部屋など、二の丸御殿の内部を興味深く見学しました。
９月はじめの台風で被害を受けた庭園も、見学できるようになったので、うぐいすばりの仕組みを廊下の下側にもぐって確かめることができました。

昼食のあとは京都での買い物です。奈良とは違うお土産が並んでいます。今回も陶小の貸切状態。お小遣いの残金を確かめながら、真剣に選んでいました。

西陣織会館に着きました。
２日目の昼食は、ハンバーグとエビフライ。子どもたちに人気のメニューです。

季節の表現も大切な和菓子。今日は「柿」と「桔梗」の和菓子を作りました。
先生の説明を聞いたり、お手本の和菓子を見たりしながら、指先と手の腹、へらを使って繊細な作業を続けます。なかなか難しい作業です。
できあがった和菓子は箱につめて記念撮影し、お土産として持ち帰ります。おうちの方はどうぞお楽しみに…。

光輝く金閣は、内外の観光客に大人気。とてもたくさんの人が見学しています。
池ごしの金閣をバックに、グループ写真をパチリ。人気の撮影場所ですが、混雑している割には、しっかりと見ることができました。
金閣の周りを歩きながらガイドさんの説明を聞き、その美しさや三層の造りなどを目に焼きつけます。屋根の上の鳳凰もしっかりと見えました。

しかし、このあと今回の旅行で最大のピンチが…。通路の幅が狭まり、今まであまり経験したことがないくらいの人、人、人…。高校生の団体や大人の人にはさまれ、子どもの背では前が全く見えません。引率者も、黄色の帽子の中から陶の子を確認するのに必死です。ガイドさんの赤い旗がずうっと前に行ってしまい、見失うまいと頑張った陶小一行でした。

修学旅行生では１番早く銀閣寺に着きました。外国からの観光客の方に話しかけられ、交流しながら待ちました。

8時30分の開門と同時に見学開始。ガイドさんのあとをついて２列で見学していきます。まだ一般の観光客は少なく、落ち着いて見学できました。わびさびの世界観を、子どもたちは感じ取れたでしょうか。

お世話になった旅館の方にお礼の挨拶をしました。
これから銀閣をめざします。

６時１５分起床。布団をたたみ、身支度を整え、３０分後に大広間に集まりました。
今から朝食です。メニューは、ごはん、味噌汁、スクランブルエッグ、ウインナー、ポテトなど。
みんな、しっかり食べていました。

部屋ごとに、今日の反省や見学のまとめを、しおりに記入しています。布団も敷き終わり、あとは寝るばかりです。
体調を崩す子もなく、１日目が無事に終わろうとしています。

ロビーで、１日の終わりの部屋長会が開かれています。このあと、部屋に戻って反省や就寝準備をします。

大広間で『狂言』について学習しました。
初めに、狂言は「650年続いてきた日本のお笑い」で、「世界無形文化遺産に登録」された「いつの時代でも変わらない『おかしみ』がテーマ」である古典芸能だと学びました。
その後、狂言の「笑い」を、狂言師の方について実際に体験しました。
最後に、狂言の実演も観賞しました。
とても充実した１時間でした。

夕食後は入浴タイム。入浴前後の自由時間は、部屋ごとに、思い思いに過ごしています。

６時になりました。大広間で夕食です。すき焼きの食べ放題に喜ぶ子どもたちです。もりもり食べて、おかわりもしました。

５時15分頃、旅館に着きました。旅館の方に挨拶をしたあと、部屋に入り、避難経路を確認したり、荷物を片付けたりしました。

春日大社で現地ガイドさんとお別れし、京都へ向かいます。約１時間の道のりです。