授業の風
算数 7・8組 6/22(水)
 本年度始めての「授業の風」です。
 遅まきながら、今後定期的にレポートしていきたいと思います。
 さて、早速ですが、本年度の第1回目は「7組・8組」から算数の授業です。
一言で言えば、「すばらしい授業」でした。一人ひとりに合わせての教材、教え方、興味や意欲を持続させるための話術等‥、どれをとっても目を引くものでした。
 7組・8組は現在6名の在籍、そのうち3名が交流学級での授業でした。
 教室で授業を受けた3名を仮に「Aさん(1年)・Bさん(5年)・Cさん(6年)」とします。【「さん」と言っても女の子とは限りません】
 
 まずAさんの場合、「一桁の足し算」の学習です。皆さんなら最初どう教えますか?黒板に鉛筆などの絵を描いて、全部でいくつになるか考えましょう、と言いますか?
 この教室ではこうでした。
 表に青のシール、裏に赤のシールを貼ってあるマージャン牌のようなものを取り出して、「全部赤にして、じゃ、次は青にして」と数えながら色をそろえさせました。
 「1.2.3.4.5‥」はっきりした声で数えています。
 そして、「青い色を一つください」、「はい」、「ありがとうございました」と先生とAさんの会話。
 遊びの中で数の概念をしっかり育てていきます。
 次に机の上、おはじきを出して数を唱えます。
「4つ出して」、「次に、3つ出して」、「全部でおはじきはいくつですか」
 おはじきでの足し算が終わり、計算ドリルに挑戦。机の右にドリル、左におはじき。おはじきを使いながら、次々と足し算をこなしていきます。最後に答えあわせ。数字をしっかり読みながらのまとめでした。
メロンが3つ
3を書く
パインが4つ、トマトが5つ
上の3枚の写真は、Bさんの学習の流れを表しています。
さあ、次はどんな勉強でしょう?これが予測できる方は、かなり「できる」。【答は最後に書きます】また、Bさんの集中力もすごい。
 「メロンは3個です。ぶどうは3個です」、「4個のパイナップルより5個のトマトの方が多いです」などなど、正しい言葉づかいと同時に数の概念をも教えていく担任の教え方には感心させられました。

 最後はCさんです。勉強の内容は、時間の読み方。ノート(上の右)に書いてある時計に指定された時間どおり、短針と長針を書き込む勉強です。
 文字のみを書いた時計を書くこと自体、難しいのですが、本当にきれいに書いてありました。
 左に具体的な時計を置いて、興味や意欲が持続するように、教師が表情豊かに「励まし・自信を与え」ていきます。
 
 最後に「特別支援教育」は教育の原点である、と言われます。一人ひとりの能力や特性を大切に「できることからさらにできること」を教え、一人ひとりの能力を開花させていく。
 今日はそのことを実感させられた授業でした。







今日の授業を終わります
 Bさんの授業の答 「数字の4と5の練習」