「離 見 の 見」

     

職員室内の掲示物を紹介します。校長先生の意を及川先生が表現しました。

 この言葉は、世阿弥の「花鏡」のなかにある。花鏡の中で『観客の見る役者の演技は、離見(客観的に見られた自分の姿)である。「離見の見」、すなわち離見を自分自身で見ることが必要であり、自分の見る目が観客の見る目と一致することが重要である』と、世阿弥は述べている。

 我々教師は、児童・生徒のため日夜努力している。しかし、場合によっては、それが独善的なものになるかもしれない。そんな時、自分の姿を「離見の見」で見る心と余裕を持ちたいものである。そうすることにより、独善的でなく、子供や保護者の見るところにたって、自分自身を省みることができるのではないだろうか。

 成長しつづける教師であるためには、客観的に第三者の目で自己を見つめる必要があろう。