学校再開後の学習保障について
- 公開日
- 2020/05/29
- 更新日
- 2020/05/29
学校全体
令和2年5月29日
保護者各位
小牧市教育委員会
学校再開後の学習保障について
各小中学校で、新型コロナウィルス感染防止対策を行いながら、教育活動が再開されました。通常の学校生活を送ることができるまでには、まだ時間がかかると思いますが、子どもたちがしっかり学習等に取り組めるように努めていきます。
臨時休校が長期化したことで学習の遅れが懸念されていますが、市内小中学校では、すべての学年において、学習内容を今年度中に修了させるため、次のような工夫をして授業時数を補います。
その際、教育活動全般のバランスを考えながら、児童生徒のストレスが増大しないようにも努めていきます。
1 新年度(4〜5月)の授業の欠時数
<小学校> 合計 約150〜175時間(各学年による)
<中学校> 合計 約175時間
2 学習保障のための工夫と新たに確保する授業時数(年間)
○ 夏季休業中に授業日(半日授業・給食あり)を13日間設定する。その際、授業時間を短縮することで、午前中に5時間の授業を行い、合計約65時間を確保する。(但し、期間中の熱中症対応も考慮し、気象状況を見て変更する場合もあり)
○ 2学期以降も、授業時間を短縮することで、新しく授業を1コマ設定し、1日あたりの授業時数を最大7時間に拡大し、合計約75時間を確保する。
○ 授業時間を短くすることについては、現在、各校に整備されているICTを活用して効率化を図ったり、家庭学習と関連させたりしながら、質を落とさないように努めていく。
○ 運動会・体育大会や文化祭等の学校行事の計画・内容・準備期間等を見直し、縮小することで、小学校:約20〜30時間、中学校:約30時間の授業時間を確保する。
○ 今年度、定期健康診断が未実施であること、また、新型コロナウィルス感染防止のため、小中学校での体育における水泳指導を中止する。小学校では、中止となった水泳指導の時間、10時間程度を体育以外の授業時間に充てる。
○ 朝学習や授業後の時間を活用する(10分×4日間で1コマ等)ことで、15時間程度を確保する。この時間には問題練習や発展学習に取り組ませる。
○ その他、各教科の学習内容を見直し、中心的な内容を重点的に扱うことで、5時間程度の授業時間を確保する。
※ 今後の感染状況によっては、冬季休業中に授業日を設定することも考えています。
※ 今後、国・県の要請や感染拡大により、取り組みを変更していくことがあります。その際は、配信メールやHPでお知らせします。