学校日記

7月朝会 2 ー校長講話ー 「ねがいごと」 7/7

公開日
2017/07/07
更新日
2017/07/07

校長室

みなさん、きょうは何の日か知っていますね。そうですね、7月7日は、七夕です。七夕のいわれは、いろいろありますが、中国から伝わったという「おりひめ」と「ひこぼし」の話が有名です。この2つの星は、1年に一度、7月7日の今日、天の川をはさんで最も光輝くことから、めぐりあいの日として、七夕のお話が作られました。そして、この日に「ねがいごと」を短冊にかいておくと、それがかなうといわれています。

校内をまわると、「ねがいごと」が書かれている笹飾りを見つけました。(写真2枚提示)みなさんの「ねがいごと」はなんでしょうか。……(中略)……たくさんのねがいごとがありますね。

この人はだれでしょう。そうですね。今、世間で話題の少年プロ棋士、藤井聡太四段ですね。デビューから大人を相手に29回も勝ち続けました。愛知県の瀬戸市の中学3年生です。6年生とは3つしか年が違いません。
この藤井四段が小学生のとき、どんな「ねがいごと」を書いたでしょうか。想像できますね。藤井四段の担任の先生に聞いたわけではありませんが、多分、これでしょう。【「プロ棋士になる」の短冊を提示、会場から「将棋がうまくなりたい」の声も】

それでは、七夕の「ねがいごと」はどうやったらかなうのでしょうか。ただ、星に願うだけでは足りません。自分も「努力すること」が必要です。藤井四段も、5歳で将棋を始めて、時間があれば将棋をやっていたそうです。小学校1年生で、アマの初段、6年生で大人も参加する大きな将棋の大会で優勝しました。大変な努力家で、将棋も学校の勉強もがんばっているそうです。……みなさんの「ねがいごと」もかなうといいですね。

実は、先生たちも「ねがいごと」を書きました。ここで一部を紹介します。……(中略)……それで、私(校長)は、もう一つ「ねがいごと」を書いたのです。それは、「里の子の交通安全」です。今年4月から、交通安全を願って、毎日、標語を唱えていますね。そう、これです。「里の子 交通安全 日めくりカレンダー」。昨年度の卒業生の先輩たちが中心になって作りました。では、「もんだい」です。【と言って、カレンダーのイラストを見せて、標語を問いました。出だしの言葉をヒントとして出す予定だったのですが、絵を見たとたん、たくさんの手が上がったのでビックリしました。みんなでそろえて言ってもらうと、大勢の子がスラスラ言うことができました。8問出しました】

標語に書いてあることを、きちんと行って、絶対に交通事故にあわないように気をつけて、元気よく生活しましょう。
今夜は星は見えるでしょうか。みなさんの「ねがいごと」がかなうことを願っています。