市内大会応援記 2 ー挑戦者としてー 【校長日記2】7/25
- 公開日
- 2018/07/25
- 更新日
- 2018/07/26
校長室
実は、光ヶ丘小とは、不思議な因縁があります。私が本校に赴任した2015年は、光ヶ丘小に夏も冬の大会もどうやっても勝てず、先輩(現在中3)たちは優勝戦で涙を飲み続けました。しかし、翌年の夏、先輩(現在中2)たちが見事、リベンジを果たしました。2016年の夏の大会で優勝し、光ヶ丘小の3連覇をはばんだのです。翌2017年も連覇を果たし、今度はこちらが夏の大会3連覇をかけて臨んだ今大会で、光ヶ丘小からリベンジとばかりにそれをはばまれたのでした。
どうでもいいことかもしれませんが、2015年の冬の大会の決勝戦で光小に敗戦したことを最後に、2016年夏から(この年から夏・秋・冬と3大会に)2017年冬まで、北小女子は夏秋冬ともに2年間勝ち続けました(6連覇?)。ですから、今年の3勝を足して、公式戦連勝記録は、「27」に伸ばし、そこでストップしました。(藤井聡太元四段の連勝記録を抜くのではと期待していた私は残念です)そんなこと顧問も選手たちもさらさら頭にはなかったことでしょう。が、私の密かな楽しみでした(笑)。それはともかくとして、北小女子は「目標」とされてきたことは確かでしょう。勝って狂喜する相手から必死に努力し悲願達成の瞬間を待ちわびていたことがうかがい知れました。ちょうど2年前の夏に光小を倒して勝利し泣きじゃくった先輩たちのように。
「歴史は繰り返します」。今後は、挑戦者として、光ヶ丘小を目標に努力すればいいのです。そうやって切磋琢磨しながら市内のレベルがアップしていけばいいのです。
悔し涙にくれる人たちに、3年前の先輩に伝えた言葉を贈ります。
<悔しさがあればがんばれる。夢があればもっとがんばれる。楽しんでやればもっともっとがんばれる>
がんばる里の子を応援できて、この3日間は本当に楽しかったです。本校に来るまで、私が小学校で関わったチームはどこも1、2回戦止まりでしたから、3日目も自校を応援できる幸せをかみしめています。いつもどんな状況でも仲間と声をかけ合い前を向く姿、持てる力を出し尽くそうとする姿、仲間を信じ必死で応援する姿、託された思いを胸に走る姿、限界を超えてもがんばる姿、その切ないまでの懸命さに心が動かされました。そこには確かな「絆」がありました。こんな里の子を誇りに思います。応援できてうれしかったです。
保護者の方々をはじめ、応援していただいたすべての皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ところで、先輩たち(北里中バスケ女子)は、午後の愛日決勝戦で南山中に勝てたのでしょうか。県大会へ進めるのでしょうか。明日結果を知るのが楽しみです。(校長)