学校日記

朝会 2 ー校長講話ー 【ゴールデンエイジ】

公開日
2019/02/25
更新日
2019/02/26

校長室

ただ今、表彰したみなさん、おめでとうございます。よくがんばりましたね。特に、バスケ部の皆さんは、秋の大会に続いて、男女ともすばらしい成績を収めました。女子は秋に続いての堂々の優勝、男子は2試合連続の1点差ゲームという、ハラハラドキドキの大接戦を勝ち抜いての準優勝。見事です!大会の最終日、北小バスケ部が大活躍した4試合を観戦し、私もとても感動し勇気をもらいました。

部活以外でも、サッカーで活躍する小牧小木SCのようなジュニアクラブや地域のチームに入ってがんばっている人もいます。あるいは、自分で好きなスポーツを見つけ打ち込んでいる人、将来オリンピックやプロの選手をめざしてがんばっている人も里の子の中にいると聞いています。

スポーツはいいですね。気分転換できるし、身体や心を鍛えられます。特に、皆さんのような小学生のうちに、どんどん体を動かして、運動することはとても大切です。なぜなら、一生のうちで小学生ぐらいの年齢のときが1番、身体能力や運動能力がびっくりするほどよくなって伸びる時期だからです。この時期のこと(年でいうと5歳から12歳ぐらい)を「ゴールデンエイジ」と呼びます。すばやく動けたり、高く長く跳んだりできる人を運動神経がいいと言ったりしますが、大人の運動神経は、10歳〜12歳の時、つまり4年生から6年生の時期につくられ、決まってしまうとも言われます。

ですから、この時期にじっとしていてはもったいないです。放課には進んで外遊びをしましょう。おにごっこやボール遊び、なわとび、ジャングルジムやうんていの遊具遊びなどでどんどん体を動かしましょう。また、放課後の部活動や休みの日にも外遊びや地域のスポーツなどに参加し、運動する機会を増やせるといいですね。ゴールデンエイジの時期に、様々な運動を経験することで、脳が刺激され、運動神経がよくなっていきます。

もちろん、外遊びをはじめ遊んだり運動したりするときには、安全に気をつけなくてはいけません。去年、経験したような夏の暑い時期に運動することは命に関わることさえあります。そういうわけで、もう知っている人もいるかもしれませんが、来年度から小学校の夏の大会(水泳、サッカー、バスケ)は開かれない予定です。会場確保の関係で今年度のサッカーのように時期をずらして行うことは難しいようです。大変残念ですが、皆さんの健康を第一に考え、安全確保の点からはやむを得ないと思います。

きょうは、「ゴールデンエイジ」について話しました。一生のうちで今だけのゴールデンエイジです。今のうちに、安全に気をつけて、進んで運動していきましょう。私はもう、とうにゴールデンエイジを過ぎていますが、体を動かそうと、時々、時間を見つけてはランニングしています。昨日は静岡に出かけ、富士山を見ながらフルマラソンを走って気分転換ができました。皆さんも先生に負けないように運動しましょうね。