人権講話
- 公開日
- 2020/11/27
- 更新日
- 2020/11/27
校長室
人権週間に合わせて、校長先生より全校の子どもたちに人権に関するお話をしていただきました。
人の人権とは、人が人として、幸せに生きる権利のことです。しかし、その大切な人権が脅かされることがあります。殺人・いじめによる自殺などが、今でも起こっています。それは、人の心の持ち方に原因があるのです。まちがった考えや感じ方によるものなのです。みなさんには、体の成長と共に、心も成長していってほしいと思います。
そのために、人として当たり前なこと、人として絶対にやってはいけないことをお話しします。
○人を傷つけてはいけない。暴力はいけないことです。自分の気持ちが抑えきれず、手や足が出てしまう人がいます。自分の気持ちを相手に分かってもらうためには我慢強さも必要です。困ったら、周りの友達や先生に相談しましょう。たとえ、考え方があっていたとしても、人をたたいたりけったりしてしまっては、認められません。
○人の心を傷つけてはいけない。これが一番大切だと思います。知らず知らずのうちに、態度、言葉、目つきなどで相手を傷つけていることがあります。相手の心の傷は目に見えないのです。相手の心を理解するためにも、自分の心を成長させましょう。言っていいこと、だめなこと。やっていいこと、だめなこと。しっかり区別のできる人になってください。このことについては、学級でも話題にしてください。
心の成長に必要な5つのあったか言葉を伝えます。
[おはよう][ありがとう][入れて][いいよ][愛][
朝、学校の門に立ってあいさつしていると、目と目が合ってあいさつしてくれる子がいます。とても幸せな気持ちになります。北里小学校全体が、こうしたあったかい学校になってくれることを願っています。