学校日記

野球部【県への壁を越えるためには】

公開日
2024/06/15
更新日
2024/06/15

部活動

 先週に引き続き、6月15日(土)に舞台を瀬戸市南公園グランドに移し、県大会決定戦に挑みました。対戦相手は、県大会常連の強豪・尾張旭市立西中でした。

 試合は、県トップレベルの好投手を前に、打線が完全に沈黙。。。セーフティバンドなどで揺さぶりをかけるものの、5回まで1人もランナーを出すことができず、完璧に抑えられます。
 一方で、北中の守備は、県大会決定戦の独特な雰囲気に緊張が相まって、試合の序盤にらしくないミスが続き、不用意な失点を与えてしまうきっかけを作ってしまいました。結果的に、西中打線に着実に追加点を奪われる苦しい展開になりました。

 反撃ムードの糸口があったのは、6回に8番打者が値千金の、この試合チーム初のヒット。そして最終回のニ死から、死球で出た4番に続き、5番打者のレフト前ヒットで1・2塁のチャンスを作ったときでした。
 もし、自分達のやるべきことを確実にプレーし、点差がこれほどまでに開いていなければ、また違った展開になる可能性がありました。その意味では、試合序盤のミスでの失点が、この大舞台では最後まで致命傷となりました。

 そこで、このミスをなくすためには、何をどうすればいいのか。。。試合で、わざとミスをする選手は1人もいません。ただ上のレベルになればなるほど、一つのミスで試合の勝敗が、今回のように決まってしまうのも、野球の厳しい現実です。いかに精度をあげて、ミスの可能性を減らしていけるのか、、、そして好投手を前にどう攻略していけばいいのか、、、それこそが県大会にたどり着くために、乗り越えていかなければならない壁だと、改めて突きつけられました。

 いずれにせよ、3年生も、残すところ7月から始まる夏の大会のみとなりました。選手・スタッフ一同、これまでの集大成として、日々の練習に取り組み、最後の大会でも、この大舞台に必ず戻ってきたいと思います。そして、この壁を越えていきたいです。

 最後に、保護者・関係者の皆様。改めて本大会を通じて、朝早くからお力添え、スタンドからの熱い声援をありがとうございました。今後とも北里中野球部を宜しくお願いします。