学校日記

野球部【愛日大会初戦敗退:この経験を必ず次へ!!】

公開日
2025/04/02
更新日
2025/03/30

部活動

 3月30日(日)に第42回全日本少年(中学)軟式野球尾張東部ブロック大会に出場しました。舞台は長久手市民野球場。対戦相手は愛日大会で幾度となく対戦し、悔しい思いをたくさんしてきた尾張旭地区の1位。昨年も対戦したクラブチームで強豪・SUNZでした。

 

 試合は初回。2アウトから試合が動きます。3番打者が三塁ベースに当たる強いゴロの打球。相手の送球ミスも相まって2塁まで到達し、その後、三塁までランナー進めることに成功します。打席にはチームを牽引するキャプテンの4番。カウント2-2から強振した打球は確実にレフトオーバー!と打球の行方を追いますが…相手チームの見事なファインプレー。惜しくも先制点を奪えずに終わりますが、とても良い雰囲気で試合に入ることができました。

 

 裏の守備。秋に県大会に出場しているチームは鋭いスイングをする打者ばかり。先頭打者に安打を許し、三塁までランナーを進められピンチを招きます。しかし、2アウトまでとり、最後はセカンドが強い打球を好捕し、0点で抑えることに成功。良い流れをつくって2回表の攻撃に入りました。そして、この回も2アウトから、7・8番がしっかり見極めて連続四球を選び、再びチャンスメイク。9番打者が初球を見逃さずライト前に安打を放ちますが…、ここも相手守備の冷静な状況判断に送球で、引き続き無得点で終えます。

 

 迎えた2回裏の守備。相手チームの猛攻を受けます。長打にミスも重なり6失点。重苦しい雰囲気に・・・と思いましたが、ベンチに戻ってきた選手達は違っていました。前向きに1点ずつ、まず1点を!・・・と、キャプテンの言葉でチームを鼓舞します。先頭バッターが出塁し、1アウト2塁で三度目のチャンスメイク。打席には、先ほどいい当たりを打った3番。エンドランをしかけますが・・・、ファーストの好捕でまさかのダブルプレーに。これは次の回が。。。と不安にならなかったといえば嘘になりますが、先発した投手が先ほど長打を許した打者もしっかりと抑え、この試合両チーム唯一の三者凡退に成功。次の攻撃でも、2アウトからしぶとく出塁し、食らいつくことができました。

 

 最後は三巡目に入った相手チーム打線に捕まり完敗しましたが、この試合は大きく点差が離れているにもかかわらず、選手たちは下を向かず、最後まで戦う集団になっていました。「打たれるのはOK!次を抑えよう!」と前向きな言葉で雰囲気よく戦いきることができました。そして、その姿に成長を感じることができました。また、強豪相手に三者凡退のイニングが一度もなかったことにも大きな意味がありました。もし、初回に先制をしていたら、ひょっとしたらまた違った展開になったかも・・・と思える試合でした。

 

 さて、今年度の大会は全て終了し新3年生はいよいよ、残すところ2大会です。この経験を必ず次へ生かしてほしいと思います。

 

 

 最後に、保護者・関係者の皆様。改めて本大会を通じて朝早くからお力添え、たくさんの声援を本当にありがとうございました。まずは4月中旬に予定されている次の大会に向けて、選手・スタッフ一同引き続き練習に取り組んでいきます。今後とも北里中野球部をよろしくお願いします。