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小牧中のお宝(2)

公開日
2013/07/03
更新日
2013/07/03

総務委員会

以前、多目的室に飾ってある扁額について「PTAの部屋」で記事にしました。

(【PTAの部屋】小牧中のお宝 6/17)


その第2弾です。

今回も、多目的室に飾ってある扁額です。
前校長の清水先生が教えて下さいました。

「遠山無限碧層々」と書かれています。
『えんざんかぎりなきへきそうそう』と読むそうです。

これは禅の言葉で
「山また山、山のかなたにまた山が連なって、限りなく緑の山が続いている。そういう風景に無心に対して、天と我と一枚になった、天地と我と溶け合った心境である」
という心持ちを表しているそうです。

清水先生が中学生のころ、この書は校長室に飾られていたそうです。

この書を書かれたのは、元愛知県知事の桑原幹根氏とのこと。
桑原氏は、1951年〜1975年まで、6期24年間も愛知県知事を務められ、東京都知事以外で初めて全国知事会の会長に選ばれ、1975年の退任まで務められたそうです。(Wikipediaより)
保護者の皆さんの中にも、「名前は聞いたことがある」という方がいらっしゃると思います。

桑原氏は、この言葉がお好きでよく書かれていたそうで、なんと「小牧工業高校の校長室にも同じ書があります」と清水先生に教えていただきました。

こんなに身近なところで「本物のお宝」に触れることができるのは、歴史のある小牧中ならではですね。
清水先生、本当にありがとうございました。

「こんなお宝、知っているよ」という情報をお持ちの方。
ぜひお知らせくださいね。


※言葉の意味はこちらを参照しました。