【応時中PTA】7/11 「携帯・ネット講習会」(2)
- 公開日
- 2013/07/14
- 更新日
- 2013/07/15
総務委員会
7/11(木)応時中にて開催された「携帯・ネット講習会」まとめの第2回です。
●情報社会における情報の特性
1.情報の量と速さの集積密度
2.情報の複製の容易さ
3.情報の可塑性
4.情報の匿名性
5.情報の双方向性
これらの特性については、「関連記事」の「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」のまとめをご参照ください。
とくに注意しなければならないことは、
「ネット社会は、一度発信した情報は取り戻せない、試行錯誤が許されない世界である」ということです。
大量の情報が、瞬時にアップできてしまう現状では、「情報を公開することの是非」について考える余裕がありません。
よく考えずにアップした情報は、一度発信してしまえば、完全に削除することは不可能だと肝に銘じなければなりません。
また、昨今の規制の強化で、警察の介入件数も目立って増えています。
例えば、「LINE」などのSNS上やメールなどで、他人の悪口や誹謗中傷をすることは「名誉棄損罪」や「侮辱罪」に当たります。
これらの罪は「親告罪」なので「被害届」を提出し告訴する必要があります。
最近では「ネットいじめを苦にした子どもの自殺」などが社会問題化していることもあり、「被害届」が提出されれば警察も動きます。
そうなると、本人は「軽いイタズラ」「からかったつもり」だったとしても、罪に問われることになってしまいます。
その他にも「不正アクセス禁止法違反」に問われる行為として、他人のIDを使ってネットにアクセスする行為があります。
ゲームで使用する「アイテム」ほしさに、他人のIDを使ってネットにアクセスし、勝手に「アイテム」を購入したりする事例が、よくニュースになっています。
「ほんの出来心」のつもりでの書き込みや、ネットアクセスの行為で、犯罪者になってしまう可能性があることを、私たち保護者は十分に理解し、子どもたちに伝える必要があります。
【関連記事】
(【PTAの部屋】「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(1) 2013/2/28)
(【PTAの部屋】「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(2) 2013/2/28)
(【PTAの部屋】「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(3) 2013/2/28)
(【PTAの部屋】「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(4)『最終回』 2013/2/28)