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【応時中PTA】7/11 「携帯・ネット講習会」(3)

公開日
2013/07/14
更新日
2013/07/14

総務委員会

7/11(木)応時中で開催された「携帯・ネット講習会」まとめの第3回です。


●「LINE」の問題点

中高生だけでなく、今や小学生も利用している「LINE」
気軽なコミュニケーションツールとして利用されている保護者の方も多いと思います。


便利な「LINE」ですが、何が問題なのかというと、以下の点が挙げられます。
・電話帳の自動収集
・グループの強制退会機能
・グループボードへの書き込みが「ネットいじめ」の温床となりやすい
・ID検索による友達募集、出会い系機能

大切なことは「知らない人とはつながらない」「ヘンだなと感じたら、すぐにブロックする」ということです。


「危険な人の特徴〜こんな人がいたらすぐにブロックしよう〜」という事例を、抜粋してご紹介します。

・エッチな質問をしてくる人
・写メなど顔写真を見せてほしいと言ってくる人
・性別や年齢、学校や住んでいる場所などを聞いてくる人
・芸能人でいうと誰に似てる?や、体重・身長・胸のサイズなど体の特徴を聞いてくる人
・電話番号やメールアドレスなど、プライベートな連絡先を聞いてくる人
・「かわいいね〜」「好きになりそう」「君のことタイプかも」など、ほめたり、好きと言ってきたりする人
・「○○行こうよ」「いっしょに○○しよう」と実際に会うような話をしてくる人
・「○○買ってあげるよ」など、お金を持っていることやお金をあげることをアピールしてくる人
・芸能関係者だとウソをついて「モデルとか興味ある?」「芸能人を紹介してあげる」と言ってくる人


大人から見れば、いかにも「怪しい」感じですが、子どもは疑いもせず信じてしまうことが多いのです。
とても残念な話ではありますが「ネットの中では、悪い人がたくさんいる。簡単に信じてはいけない」と教えなくてはなりません。


●「LINE」の設定の見直し

「LINE」の設定は、アプリをインストールした標準のままで使用すると、自動的にアドレス帳のデータから「友だち」を追加したり、自分の電話番号をアドレス帳に登録してある人に対して「友だちかも?」に表示される仕様になっています。

ご利用になっていない保護者の方には「なんのこっちゃ?」という話なのですが、もしお子さんが「LINE」を利用している場合は、一緒に「設定の見直し」をすることをお勧めします。


「設定の見直し」方法を、以下にご紹介します。

1.「その他」から「設定」を選択

2.「設定」内の「友だち」を選択

3.「友だち」設定内の、以下の「チェックをはずす」(OFFになります)

・友だち自動追加
・友だちへの追加を許可

4.「設定」内の「プライバシー管理」を選択

5.「プライバシー管理」内の、以下の「チェックをはずす」(OFFになります)

・IDの検索を許可


これだけでも、「知らない人とつながる」ことがだいぶ防げますが、やはり一番大切なことは、使う側(子どもたち)が「危険」を自覚することだと思います。


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