【応時中PTA】7/11 「携帯・ネット講習会」(4)
- 公開日
- 2013/07/14
- 更新日
- 2013/07/14
総務委員会
7/11(木)応時中で開催された「携帯・ネット講習会」まとめの第4回です。
●問題が発生したらどうすればいいか
先ほど、ネット上のトラブルは「名誉棄損罪」や「侮辱罪」に当たり「被害届」が必要だ、ということを書きました。
「被害届」を提出する場合だけでなく、例えば学校の先生に相談したりする場合でも「証拠」が非常に重要になります。
これは、学校の先生がおっしゃっていたことですが、「『言った・言わない』という問題の場合、その事実関係をはっきりさせないと指導もできない。それを調べるのに、とてつもない労力と時間がかかってしまう」とのことです。
まずは「写真に撮る」「紙に書く」など、「証拠を残す」ことが大切になります。
何か問題が起こったとき、やはり「親」「学校の先生」など、信頼できる大人に相談することが大切です。
子どもは、親に心配をかけたくないから、という理由で、ギリギリまで我慢してしまうことがありますが、日頃から、気軽に相談できる関係を作っておくことが大切ですね。
学校の先生にしても、真剣に受け止めてくれる、という信頼関係を築いておくことが必要だと思います。
その他に「プロバイダへの削除依頼」「警察や関係機関への相談」という方法もあります。
法務省のインターネット相談窓口を利用するのもいいと思います。
●ネットいじめの兆候
「ネットいじめ」に遭っているかも、というときに現れる兆候について、抜粋してご紹介します。
応時中の本庄校長先生もおっしゃっていましたが、「必ず、子どもに変化がある。保護者の皆さんは、それを見過ごさないでほしい」とのことです。
毎日接している私たち保護者だからこそ、気付くことがあるはずです。参考にしてください。
・表情が暗くこわばっている
・学校のことや友だちのことを話さない
・成績がふるわない
・携帯電話の着信音におびえる
・しきりに携帯電話を気にするが、のぞき込むと画面を閉じる
・誰からの電話か聞いても答えない
・無言電話がかかってくる
・深夜まで起きている
・服が汚れていたり、持ち物がなくなったり、壊れていたりする
・登校する際に体調不良を訴える
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