「第3回特別講座」で大人の学び(3)『最終回』
- 公開日
- 2013/08/22
- 更新日
- 2013/08/22
特別講座
「第3回 親子で学ぶ小牧中特別講座」での大人の学びの第3回(最終回)です。
☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら
●いのちを大切にする
「身体のいのち」は限りがあります。
でも「心のいのち」は、無限のつながりがある、と鈴木さんはおっしゃいました。
死によって、「身体のいのち」は終わってしまっても、「心のいのち」は大切な人の心の中で、無限につながっていく、ということなのですね。
「いのちを大切にする」
これは、自分のいのちのことだけではありません。
支え合って生きている「仲間のいのち」も、同じように大切にしなければいけませんね。
●家族の絆
「あなたのいのちは、あなただけのものではありません。あなたの両親、その両親、そのまた両親、と、誰一人欠けていても、あなたはこの世にいないのです。いのちのつながりは『家族の絆』なんですよ」と鈴木さんはおっしゃいました。
家族(家庭)は、ともに人生を営む場です。
そして、ともに危機を乗り越えて成長していきます。
家族は、深い愛情で支え合っているのですね。
それまで静かな口調でお話しされていた鈴木さんが、ここで大きな声で訴えました。
親より先に、死んではいけない。
あなたたちが死ねば、親は血の涙を流します。
どんなことがあっても、絶対に、親より先に死んではいけない!
この鈴木さんの言葉は、すべての親の想いですね。
きっと、子どもたちにも「想い」が届いたと思います。
●いのちの願い
鈴木さんは「いのちの願い」として、3つのことを教えて下さいました。
・普通の生活の中で、小さな実践をする
家族や友達、周りの人々と「支え合う」こと。
「ありがとう」の気持ちを大切にすること。
しっかり「生き抜く」こと。
・いのちを大切にしているか?問いかける
いのちの言葉を心に刻む
「親より先に死んではいけない」
健康を保つことも大切
・いのちはかけがえがない
一人のいのちは、多くの人に支えられ、愛されている、ということを忘れない
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今回の「いのちの授業」は、大人も子どもも、それぞれの立場で感じたことが違っていたかもしれませんね。
私たち保護者は、「親としての子どもへの想い」を持ちながらお話しを聞きましたが、しだいに、自分も子どもの立場で「両親への想い」も持つことができました。
ぜひ一度、お子さんから感想を聞いてみてくださいね。
照れくさがって、ちゃんと答えてくれないかもしれませんが、「たくさんの人に支えられ、愛されているいのちなんだ」とわかってくれたことと思います。
心に深く染み入るすばらしい授業をしてくださった鈴木中人さんに、心から感謝します。ありがとうございました。
ご協力いただいた先生方、PTA役員の皆さん、今回も本当にありがとうございました。
最後に、ご参加下さった大人の皆さま、生徒の皆さんへお礼を申し上げます。ありがとうございました!