2024年12月までの記事メニュー

2024年12月までの記事

「第3回特別講座」で大人の学び(2)

公開日
2013/08/22
更新日
2013/08/22

特別講座

「第3回 親子で学ぶ小牧中特別講座」での大人の学びの第2回です。

☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら


●生き抜く

限りある「いのち」だからこそ、「一生懸命生きること」「生き抜くこと」が大切、と鈴木さんはおっしゃいました。

一生懸命生きれば、「いのちは輝く」のです。

鈴木さんの娘の景子ちゃんは、最後まで、一生懸命に生き抜きました。

だから、景子ちゃんのいのちは、今でも多くの人の心の中で輝いているのだと思います。


●支え合う

人は、ひとりきりで生きているわけではありません。

鈴木さんは、景子ちゃんの闘病中に、多くの人に支えられていることに気付いた、とおっしゃいました。

それに気付くことができれば、自然と「ありがとう」という気持ちも生まれますね。

このように、人と人が支えあい、「ありがとう」が循環することが、他人も自分も幸せにすることなのですね。


●困難と向き合う

自分の困難は、自分しか向き合えない、と鈴木さんはおっしゃいました。

景子ちゃんの病気が進行し、鈴木さんは心の底から「代われるものなら代わってやりたい」と何度も願ったそうです。

しかし、それは叶わぬことです。

誰しも、つらく苦しい困難を抱えることがあります。

そんな時は、思いっきり泣けばいい、たくさん涙を流せばいい、と教えていただきました。

「流した涙の分だけ幸せになれる」

それだけ一生懸命生きることで、いのちが輝くのですね。


●寄り添う

困難は、当人しか向き合えませんが、周りの人々にもできることはあります。

それは「寄り添う」ことだと、鈴木さんはおっしゃいました。


人は「孤独感」に絶望するのです。

だから、「一人じゃない」という安心感が持てるように、寄り添ってあげてほしい。

ただそばにいて、静かに手を握ってあげたり、話を聞いてあげたりすること。

そうやって寄り添うことで、「一人じゃない安心感」を与えてあげられる、孤独感から救ってあげられる、と教えていただきました。