「第3回特別講座」で大人の学び(2)
- 公開日
- 2013/08/22
- 更新日
- 2013/08/22
特別講座
「第3回 親子で学ぶ小牧中特別講座」での大人の学びの第2回です。
☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら
●生き抜く
限りある「いのち」だからこそ、「一生懸命生きること」「生き抜くこと」が大切、と鈴木さんはおっしゃいました。
一生懸命生きれば、「いのちは輝く」のです。
鈴木さんの娘の景子ちゃんは、最後まで、一生懸命に生き抜きました。
だから、景子ちゃんのいのちは、今でも多くの人の心の中で輝いているのだと思います。
●支え合う
人は、ひとりきりで生きているわけではありません。
鈴木さんは、景子ちゃんの闘病中に、多くの人に支えられていることに気付いた、とおっしゃいました。
それに気付くことができれば、自然と「ありがとう」という気持ちも生まれますね。
このように、人と人が支えあい、「ありがとう」が循環することが、他人も自分も幸せにすることなのですね。
●困難と向き合う
自分の困難は、自分しか向き合えない、と鈴木さんはおっしゃいました。
景子ちゃんの病気が進行し、鈴木さんは心の底から「代われるものなら代わってやりたい」と何度も願ったそうです。
しかし、それは叶わぬことです。
誰しも、つらく苦しい困難を抱えることがあります。
そんな時は、思いっきり泣けばいい、たくさん涙を流せばいい、と教えていただきました。
「流した涙の分だけ幸せになれる」
それだけ一生懸命生きることで、いのちが輝くのですね。
●寄り添う
困難は、当人しか向き合えませんが、周りの人々にもできることはあります。
それは「寄り添う」ことだと、鈴木さんはおっしゃいました。
人は「孤独感」に絶望するのです。
だから、「一人じゃない」という安心感が持てるように、寄り添ってあげてほしい。
ただそばにいて、静かに手を握ってあげたり、話を聞いてあげたりすること。
そうやって寄り添うことで、「一人じゃない安心感」を与えてあげられる、孤独感から救ってあげられる、と教えていただきました。