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「2020年東京オリンピック」に想う(1)

公開日
2013/09/09
更新日
2013/09/09

総務委員会

週末は、「2020年のオリンピックが東京開催に決定」「レスリングが実施競技に選ばれた」とのビックニュースで持ちきりでした。
開催地決定の瞬間を見るために夜更かしした、という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
大人も子どもも、「7年後、自分は何歳になっているかな?」「オリンピックの観戦に行けるかな?」と、ワクワクした気分になるうれしいニュースでした。

7年後と言えば、今の中学生や高校生たちが、ちょうど主力選手になっている頃ですね。
子どもたちが、「東京オリンピックに出場したい!」と、がんばる原動力になるといいですね。


最終プレゼンテーションをテレビで見ました。
どなたも、堂々と感情をこめて、とても立派なスピーチをされていたことに、感動しました。

ご覧になった方はご存じだと思いますが、すべて英語(一部フランス語もあり)のスピーチです。
すばらしかったのは、誰一人として、手元に原稿を持たず、しっかり顔を上げて聴衆の皆さんの顔を見ながらお話しされたことです。
プロンプター(透明な板に、話し手には見えるように、原稿を投影する装置)は設置されていましたが、それを見ながらスピーチされている人はいないようでした。

以前、小牧中HPで、生徒会役員の生徒が「ノー原稿」で立派に発表をした、という記事が掲載されました。
このように、聴衆の顔を見ながら、堂々とスピーチすることは、話し手の考えや想いが、より皆さんに伝わるということですね。
今回のオリンピックの最終プレゼンテーションを見ながら、すばらしい小牧中の生徒の皆さんのことを、改めてとても誇りに思いました。

(【小牧中HP】小牧中集会での当たり前のレベル 5/1)


さて、このプレゼンテーションの最後では、各国のIOC委員からの質問に答える質疑応答の場面もありました。
ここでも、英語での質疑応答が行われました。
あらかじめ用意した原稿があるわけではない突発的な質問に、その場で答えるのは日本語でも難しいことですが、しっかり英語で対応されている招致委員の皆さん方はすばらしいですね。(原発関連の質問に対して、安倍総理が日本語で回答していたのは仕方ないでしょうが)
やはり、世界で活躍するためには、英語などの外国語を身につける必要があるなと感じました。

7年後、東京でオリンピックが開催されます。
先ほども書きましたが、今の中学生や高校生は、その頃20代前半になっています。
競技者として参加できるのは、ほんの一握りの人たちですが、それ以外にもボランティアなどで参加することもできます。
子どもたちには、プレゼンテーションで滝川クリステルさんが強調していた「おもてなし」の心を持って、海外から訪れるたくさんの人々のために何かしらお手伝いができるように、ぜひ外国語の勉強にも力を入れてほしいなと願っています。


※写真上:中日新聞の号外/写真下:ノー原稿で立派に発表する牧中生