「2020年東京オリンピック」に想う(2)
- 公開日
- 2013/09/09
- 更新日
- 2013/09/09
総務委員会
「東京でオリンピック開催」は、とても明るいニュースとして報道されています。
皆さんの心をワクワクさせる、うれしいニュースであることは疑いようもありません。
しかし、浮かれてばかりもいられないな、という気持ちになるインタビューを見ました。
東日本大震災で被災した人々のインタビューでした。
「そりゃめでたいことだけど、そちらの方ばかりに気が取られて、復興が遅れないか心配」
「放射能や汚染水は大丈夫って総理は言うけど、自分たちはいつまでたっても自宅には戻れない」
「7年後なんて、私たちは、明日のこともわからないのに」
まもなく、9/11(水)で、東日本大震災から2年半という節目の日を迎えます。
今なお、不自由で不安な思いを抱えて生活されている人々がたくさんいること、行方不明の親族を捜し続ける人がたくさんいること・・・忘れてはいけませんね。
「忘れられるのが一番こわい」と言った被災地の人々の心を、忘れてはいけませんね。
おそらく9/11は、新聞やテレビでも「震災特集」のような記事が出ると思います。
せめて、このような節目の時だけでも、それらの記事に触れ、被災地に思いを馳せたいですね。
オリンピックの盛り上がりと同様に、国民が一丸となって、被災地の復興に力を注げる日本であることを願っています。
※写真は、今年3月にまなび創造館で開催された「震災パネル展示」の様子です。
(【PTAの部屋】あれから2年「忘れないで」 3/6)