2024年12月までの記事メニュー

2024年12月までの記事

「体育大会」に想う(1)〜PTA会長のごあいさつから〜

公開日
2013/09/23
更新日
2013/09/24

総務委員会

9/21(土)今年も秋晴れの中、第67回体育大会が開催されました。

開会式の中で、PTA会長から、生徒の皆さんに向けて、力強いエールを送っていただきました。
その言葉を受けて、すばらしい体育大会になるように、力いっぱいがんばってくれた牧中生の皆さんに、観覧していた保護者も感動しました。
生徒の皆さんへ送られた、PTA会長のごあいさつをご紹介します。
(一部の抜粋です)

**********

今年度、小牧中が取り組んでいる「いのちの授業」の一環で、夏休み中の出校日に、鈴木中人さんの「いのちの授業」を全員で聴きました。

その中で、鈴木さんの娘さんの景子ちゃんが、一生懸命自分の足で歩こうとしたり、宿題をしようと必死で字を書いていた様子をお聴きしました。
景子ちゃんは「どれほど生きたかっただろうか」と思うと、涙があふれました。

世の中には、景子ちゃんのように「生きたい」と強く願っても、叶わぬ人がたくさんいます。
元気で運動したり勉強したりできる皆さんは、今日この日を力いっぱい取り組まなければ、そういう方々に失礼です。
どうか、皆さんは、今日の体育大会を、全力で、一瞬一瞬を大切に取り組んで下さい。

皆さんが掲げた体育大会のスローガン「心和」は、「一人ひとりが心を尽くして、輪を作る」ということですね。
「クラスの和」、「学年の和」、「学校全体の和」と波紋のように、大きな和を作り上げて下さい。

**********

鈴木中人さんの「いのちの授業」では、参加して聴講した大人も子どもも、ひとりひとりの心の中で、いろいろな想いを感じさせてもらいました。

PTA会長のあいさつをお聴きして、きっと子どもたちも「よし、がんばるぞ!」という気持ちになったことと思います。

開会式の中で、生徒会副会長が「一人はみんなのために、みんなは一人のために、という気持ちを忘れず、最後まで全力で取り組みましょう」と、生徒の皆さんに呼び掛けていました。

子どもたちは、「仲間のみんなのために」ということばかりでなく、景子ちゃんのように「明日」を生きられない命のためにも、「大切な今日のために」全力を発揮してくれました。
そして、大きな大きな「和」を作ってくれました。

力いっぱいがんばる姿の美しさを、たくさん見ることができた一日でした。
生徒の皆さん、感動をありがとうございました。