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ミニ版「ほろほろ通信」 12/8号

公開日
2013/12/13
更新日
2013/12/13

ほろほろ通信

ミニ版「ほろほろ通信」12/8号

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「命の恩人に『ありがとう』」
江南市の50代の女性からの投稿です。

今年の3月のこと。勤め先の上司から「家が火事だそうだ。すぐに帰宅して」と言われて、取るものも取らずに駆けつけると、家は焼け、茫然として座り込む母親の姿がありました。
女性の家族は、両親、夫、子ども3人の7人家族。
その日は81歳の母親と次女が家にいるはずでした。

次女には先天性の心臓疾患と知的障がいがあり、たまたま休みで家にいて、2階でテレビを見ていた時に火事になってしまいました。
母親が外に飛び出し「助けて!2階に孫が」と叫んでいると、通りがかりの男性が燃え盛る火の中に飛び込んでいき、2階に駆け上がり、次女を抱きかかえて救い出してくれました。

到着した救急車で運ばれた次女は、全身の40%にも及ぶ大やけどを負い、6ヶ月で6回の手術を受けました。
主治医に「命の危険があります」とまで言われましたが、奇跡的助かり、今では再び作業所に通えるまでになったそうです。

「助けて下さった男性をずっと探しています。近所の方たちに聞いても、どなたなのか、誰も見覚えがないとのこと。でも、まるでスーパーマンのようだったそうです。お目にかかってひと言お礼を申し上げたいのです。家族みんなで命の大切さに感謝して、再出発しています」と女性は話しています。
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燃え盛る火の中に飛び込むなんて、誰にでもできることではありません。
一歩間違えば、自分も命を落とす可能性もある中、救助してくれた男性の行動は本当に立派です。

「ぜひ、ひと言お礼が言いたい」という投稿者のご家族の思いが通じて、スーパーマンの男性と出会えることを、心から祈っています。