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2024年12月までの記事

「発信する」ことの責任

公開日
2014/01/31
更新日
2014/01/31

総務委員会

「発信することの良さ」について、これまで「PTAの部屋」で話題にしてきました。
発信することで、うれしい思いをしたり、幸せなつながりができたり、「良い面」がたくさんある、ということをお伝えしてきました。

しかし、一方で「悪い面」があることも、知っておいていただきたいことです。

最近は、個人でブログを書いていたり、SNSなどで発信することは、大人だけでなく子どもたちも当たり前のようにやっていることです。

例えば、メールなどのように特定の個人への発信であれば、自分と相手との情報交換で済みます。
それが、ブログや、LINE・FacebookなどのSNSとなると、公開設定によっては世界中の不特定多数の人へ発信することもできます。

それを見るほとんどの人々が好意的な人たちだったとしても、ほんの一部に悪意を持った人がいるかもしれません。
ですから、よく言われるように「個人情報は書いてはいけない」「画像の取り扱いには注意する」「一度アップしてしまった記事を完全に削除することは不可能」というようなことには、十分に注意する必要があります。

「情報を発信するときには、責任を伴っている」ということを、肝に銘じておかなければなりません。
とくに子どもたちには、そのことを理解させないといけませんね。


昨今、ネットに関していろいろな問題が起きているので、どうしても「ネットはこんなにコワイものだ!」と恐怖心をあおるニュースばかりが飛び込んできますね。

しかし、きちんと理解して使えば、本当に便利で、新しいつながりが生まれたり、新しい世界への扉を開くカギになることだってあるのです。

私たち保護者は、「危ないからダメ!」とネットを規制することよりも、自分自身も子どもたちも「ネットの上手な使い手」に育てていけるようになれるといいですね。