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「発信の鮮度」に想う

公開日
2014/02/10
更新日
2014/02/10

総務委員会

さて、先ほど記事にした昨日のフォーラムには、この「PTAの部屋」でたびたびご紹介する、他校の校長先生方も多数参加されていました。
先生方は、研究会の会員として、劇にも参加されていましたし、会の運営にも関わっておられるので、たいへん忙しくされていました。
しかし、あとでそれぞれの学校HPを拝見していて、本当に驚きました。
多くの学校HPで「現地発信」がされているのです!

以前、「PTAの部屋」で、1年生のスキーの生活のときに、校長先生が現地からの発信をしてくださっていることを話題にしました。

【PTAの部屋】「現地からの発信」に想う 〜スキーの生活編〜

記事にあるように、現地から発信するためには、機器の準備が必要ですが、先生方はそれを自己負担でやられている場合がほとんどです。
さらに学校HPでは、記事の発信に、校長先生の承認が必要です。
今回ご紹介している学校HPでは、3校とも校長先生自らが発信されていますので、承認の手間がなく、スムーズに即時アップができるのです。


「情報」には、「鮮度」がありますね。
すぐに知りたい情報と、時間がたっても色あせない情報があります。
例えば、今開催中のオリンピックの結果は「すぐに知りたい情報」ですよね。
古くなってしまっては、あまり価値がありません。
一方、結果がわかっていたとしても、興味のある競技の試合は録画をして、あとでじっくり見たくなりますね。
時間が立っていても、試合の内容は価値があり、色あせるものではありません。
このように、情報にはさまざまな種類があり、それぞれに価値があると思うのです。


他校のHPで、このような「即アップ」がされていると、それを見た保護者は「どうしてうちの学校ではやってくれないのか!」と思われるかもしれません。
しかし、先に書いたように情報にはさまざまな種類がありますから、なんでもかんでも速攻でアップしなければならないということではなくて、その情報の特性に合わせてアップするタイミングを変えていけばいいのではないでしょうか。


ご紹介した3校のHPの記事は、ライブ中継のような「臨場感」を大切にした記事ですね。
速報としてお知らせすることで、見た人が「そこでどんなことが起きているのかな?」と関心を持ってくれます。
校長先生方が「現地からの発信」をして下さるのは、このように「見る人に関心を持ってほしい」という思いの表れではないかと感じています。


小牧中HPはもちろんですが、他校の学校HPからも、いろいろなことを学ばせていただいています。
保護者の皆さんも、ときどき他校の学校HPをのぞいて見て下さい。
きっと、何か「新しい発見」がありますよ。


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