「伝えること」と「受け止めること」
- 公開日
- 2014/03/14
- 更新日
- 2014/03/14
総務委員会
先日の学校HPに、集会での校長先生の講話の記事が掲載されました。
記事では、生徒会役員の退任のあいさつの中で「伝えることの難しさ」が話題になったこと、それを受けて、校長先生が「受け止めることができていますか」と問いかけたことが書かれていました。
【小牧中HP】3.11集会校長講話 3/11
「伝えることの難しさ」
私たちは、毎日の生活の中で、誰かに何かを「伝える」ことを必ずしています。
朝「おはよう」とあいさつすることも「伝える」ことですし、自分の考えを「伝える」こともしますね。
「情報を伝える」ことは、それほど難しいことではありません。
正確に伝わるように注意しなければなりませんが、情報をそのまま伝えればいいことです。
しかし「想いを伝える」ことは、やはり難しいですね。
一方的に想いをしゃべったとしても、それが相手に届くとは限りません。
「どうしたら相手にわかってもらえるだろうか」と悩み、考え、工夫することが必要ですね。
私たち保護者は、子どもたちに「想いが伝わる」ような伝え方をしているでしょうか。
ついつい、こちらの想いを一方的に押し付けてはいないでしょうか。
「受け止めることができていますか?」
校長先生は、集会の中で「受け止めることができていますか」と、子どもたちに問いかけました。
それはそのまま、私たち保護者にも問いかけられているのではないかと思うのです。
子どもが一生懸命伝えようとしていることを、しっかり正面から受け止めることができているでしょうか。
受け止めるためには、まずは話を聞かなければなりません。
しっかり話を聞くことができているでしょうか。
話の途中で口を挟んで、子どもの言葉を遮っていないでしょうか。
「伝える」ことと「受け止めること」は、子育て中の私たちも日常的にしていることですよね。
一度立ち止まって、
「子どもの心に届いているだろうか」
「子どもの話をきちんと受け止めているだろうか」
と振り返ってみませんか?