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新学期・保護者の心得(6)

公開日
2014/04/11
更新日
2014/04/11

管理人室

●登下校のマナーのこと

新学期が始まって一週間がたちました。

1年生はもちろんですが、2・3年生も新しいクラスになり、環境が変わって、緊張の一週間だったことと思います。
今週は、朝晩と日中の気温の差が大きかった日が続いたので、体調を崩している子もいるかもしれません。
とくに1年生の皆さんは、週末は、ゆっくり身体を休めて、来週からまた元気に登校してほしいと思います。

先日、学校HPに「通学団会」の後の一斉下校のことが記事になっていました。

【小牧中HP】本日は通学団会後、一斉下校 4/7

中学校では、地区ごとに「通学団」を編成していますが、小学校のように「集団登校」することはありません。
各自で、決められた通学路を通って登校します。

「一斉下校」となると、800名以上の生徒たちが一斉に学校を出ますので、学校周辺の通学路は大変混雑します。
道路を渡るために信号待ちをする生徒の列が、ズラーッと伸びてしまいます。

また、朝の登校時間帯も、学校周辺の道路には生徒たちがあふれています。
とくに、朝は通勤通学の人も多く、急いでいることが多いので、少しのことでもトラブルになりがちです。

学校には、近隣の地域の方などから、登下校のマナーについての苦情が多く寄せられるそうです。
その多くが「道いっぱいに広がっていて、通行の妨げになっている」「注意をしても、態度を改めない」というマナーに関することのようです。

先生方は、通学路に立たれて登下校の指導をされたり、集会で注意を促したり、折に触れ、いろいろと対応してくださっています。
PTAでも、生徒指導委員会で、朝の登校指導を、先生と協力して実施しています。
そうやって目が届いているところでは、みんなルールを守って歩いているのですが、見えないところになると、なかなかルールが守れていないようです。


道路が公共の場所であることは、中学生なら誰でもわかっていることです。
「みんなで使う場所」では、どのようにふるまうべきなのか、ということも当然わかっているはずです。
そういう「当たり前のこと」がしっかりできるように、学校の外でも「ABCDの原則」の力を発揮してほしいものですね。


また、「ルールを守る」ことは、「命を守る」ことでもあります。
通学路の中には、車が通れないような細い路地もたくさんありますが、自転車は通ります。
「いつも来ないから大丈夫だろう」と油断していると、急に車や自転車が飛び出してくることだってあります。
子どもたちには「自分の命を自分で守る」という自覚を持たせたいものですね。


登下校のマナーや交通安全の意識を高めることは、簡単なことではありませんが、とても大切なことですよね。
ご家庭でも、時々話題にしていただいて、子どもたちの意識を高めていけるといいですね。