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★【特別講座】第2回特別講座で「大人の学び」(1)

公開日
2014/07/15
更新日
2014/07/15

特別講座

7/5(土)「第2回親子で学ぶ小牧中特別講座」が開催されました。

今回は、愛知教育大学の飯島康之先生を講師にお招きして「iPadを使ったおもしろ数学講座」を行いました。

突然の雷雨に見舞われる悪天候に関わらず、算数・数学好きな小中学生と高校生、現役の数学教師の先生方、それに、昔、数学が苦手だった元中学生(保護者)も加わり、とても楽しい「おもしろ数学講座」となりました。

「iPadを初めて触る」という人が多く、それだけでもテンションが上がっていましたが、簡単な操作で使えるため、参加者は真剣に課題に取り組むことができました。
講座で感じたことをご紹介します。


●「計算力」は必要

最初の課題は、「4つの整数を使い、四則計算をして、『0〜10』の答えを作る」というものでした。

整数は「4」を使い、例えば「4+4-4-4=0」などの式を自由に作り、答えが「0〜10」になるような式を見つけるのです。

iPad上で手書きで書いた文字を認識して計算をしてくれるソフトを使って挑戦しました。

あちこちで「おお〜!」「ええ〜!」という声があがっていました。

暗算でもそこそこできるのですが、「出しにくい答え」というのもあり、けっこう苦戦しました。

「コンピュータを使えば、計算はできなくても大丈夫」という見方もありますが、この課題を通して感じたのは、「やはり基本の計算力は必要」ということでした。

答えの数字が決まっているので、その答えにするためには、式の中でどのような数字を作らなくてはいけないのか、ということを考える必要があります。

それが想像できて、その数字を作るための解決方法を思いつかないと、答えに辿り着けないのです。

やはり、九九ができたり、簡単な四則計算が暗算でできることは、「想像力」のためには必要なことだと感じました。