★9/6 校長先生の学校がよくわかる話・3(2)
- 公開日
- 2014/09/11
- 更新日
- 2014/09/11
管理人室
9/6(土)の「校長先生の学校がよくわかる話・3」のまとめの第2回です。(最終回)
●親だからこその言葉
校長先生が教えて下さった、人の評価基準の3つ目はBeing(存在に対する評価)でした。
DoingやHavingの評価は、世の中や他人がする評価でもあります。
それに対して、Beingの評価は、存在そのものを評価しているのですから、親が子を思う気持ちそのものです。
「あなたが生まれてきてくれて、生きているだけでうれしい!」という子どもの存在の評価は、親だからこそできる評価ですね。
DoingやHavingの評価のように、いつも口にするほめ言葉ではないかもしれませんが、大切にしたい言葉(思い)ですね。
●出力場面(アウトプット)を増やす
脳科学者の池谷祐二さんの著書から、「脳のパフォーマンスを活かすには、入力だけでなく出力も必要」ということを教えていただきました。
「覚える」ことは、「入力」です。
テスト勉強で覚えたことを、テストで「出力」することで身に付くのですね。
小牧中で取り組まれている「鍛える学び合う学び」では、グループで話し合う場面が多くみられます。
これも、他の人の意見を聞くことで「入力」し、自分の意見を伝えることで「出力」していると言えます。
「鍛える学び合う学び」には、お互いに教え合える良さだけでなく、「入力・出力」することで、より身に付くという良さもあるのですね。
先日から「学校で勉強していこうクラブ」が始まりました。
このクラブでも、お互いに教え合ったり、入力や出力ができる「鍛える学び合う学び」の場面がたくさん見られることを期待しています。
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校長先生、今回も、学校のことがよくわかり、大人も勉強になるお話をありがとうございました。
PTAの委員の皆さん、次回(11/8)もお楽しみに!