★10/6 第2回 ミニミニ講演会(1)〜三品先生編〜
- 公開日
- 2014/10/10
- 更新日
- 2014/10/10
管理人室
今回の「ミニミニ講演会」に登壇されたのは、三品先生と校長先生のお二人です。
会場は満員御礼で、椅子の追加もたくさん出しました。
お二人の先生方の人気の高さがうかがえますね。
【三品先生編】
三品先生は、2年7組の担任をされており、女子バスケットボール部の顧問をされています。
女子バスケット部の厳しい練習は有名で、三品先生の厳しい指導にもめげず、部員たちはがんばっています。
市内では敵なし、愛日大会出場の常連です。
また、生徒指導主事という役割もされており、生徒たちのルール違反に目を光らせて、指導をしてくださっています。
見た目は「体育の先生」ですが、担当教科は「社会」です。
●僕は「マグロ」
最初に、「マグロ」の写真をホワイトボードに貼った三品先生。
「無類のマグロ好き」と言うのかと思いきや、「自分はマグロのように、じっとしていられない性分です」とおっしゃいました。
いつも元気はつらつな三品先生ですから、聞いていた保護者の皆さんも納得されていたようです。
どうやら先生は、じっくり物事を考えるよりも、走りながら考えるタイプの人のようですね。
●こう見えても「お手伝い」してます
授業だけでなく、部活動にも相当に情熱を傾けている三品先生。
「いつも部活で家にいないから、家のことは何にもやってないんでしょ」と言われるそうですが、実は、家ではたくさん「お手伝い」をしているんですよ、とお話してくださいました。
「子どもの世話」「食器の片づけ」「風呂掃除」などなど、「うちのお父さんより、よっぽどよくやってくれる」と思われるお母さんも、きっといらっしゃいますよね。
忙しくても、家事の手伝いをされるとは、見直しました!
●「先生」の仕事が大好きです
いつも、子どもたちにも言っているそうですが、三品先生はとにかく「この仕事が好き!」「自分大好き!」なのだそうです。
「先生」の仕事は楽しくてしかたがないので、どんなに忙しくても、苦にならないとおっしゃっていました。
きっと、子どもたちのことが好きで、触れ合うことが好きなのでしょうね。
問題を起こす子どもがいないわけではありませんが、そういう時も力いっぱい対応してくださる姿に、子どもも保護者も信頼を寄せるのだろうと思います。
「自分大好き!」になったのには、ご両親の影響があるそうです。
お父さんは、三品少年に向かって、いつも「お前は大丈夫」「絶対できる」「お前ならやれる」と、子どもを認める言葉と励ます言葉をかけ続けてくれたそうです。
三品先生は「洗脳された」とおっしゃっていましたが、自分に自信を持てるようなお父さんの言葉かけに導かれたのでしょう。
三品先生の前向きな性格は、ご両親からのすてきなプレゼントだと思いました。
●「ありがとう」の気持ちを大切にしています
以前、湯葉のお店に行かれた時に、店内にあったポスターに書かれてあった言葉が気に入り、今でも時々読み返すと教えて下さいました。
そこには、よいことがあったときは「ありがとう」、だけど、苦しいことやつらいことがあっても、それを乗り越える機会を与えてくれて「ありがとう」、悲しいことやピンチなことも、それが成長につながるから「ありがとう」というように、常に感謝の気持ちを持つことの大切さが書かれていたそうです。
今でも、つらいな、しんどいな、と思うとき、この言葉を思い出して、気持ちを切り替えるそうです。
「ありがとう」ってよい言葉ですね。
●2児のパパです
三品先生は、3歳と1歳のお子さんがいらっしゃいます。
3歳の男の子は、やんちゃ盛りだそうで、お葬式での爆笑エピソードを話してくださいました。
お坊さんの読経が続く中、退屈した息子さんは、おもむろに立ち上がり、思いっきりお鈴を「チーーーン!」と打ち鳴らしたそうです。
聞いている分には微笑ましい光景ですが、きっとご家族は真っ青になったことでしょう。
三品先生が子育てを楽しんでいることが伝わってきました。
元々お話し好きの三品先生ですが、時間を気にしすぎて、少し早目に終わられました。
「もっと聞きたかった〜」という保護者の声が、あちこちで聞かれました。
学校で見る姿とはまた一味違った、父親としての一面を見ることができて、とても親近感がわきました。
ありがとうございました。