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★【保健】11/14 「学校保健委員会」を参観

公開日
2014/11/14
更新日
2014/11/16

保健委員会

11/14(金)「学校保健委員会」が開催され、参観しました。

「学校保健委員会」は、保健委員会の生徒の皆さん、栄養教諭の林先生、養護教諭の山崎先生や水野先生、そして保健主事の細見先生が中心となって、年に一度行われる「保健集会」です。

「学校保健委員会」では、これまで2年にわたり「牧中AKB大作戦」と題して、
A 朝から
K 気力
B バッチリ
になるように、朝食をしっかりとること、バランスのよい朝食の大切さについて報告されてきました。


今年度は、その第3弾として「朝食と心の関係」についての報告がありました。

朝食をしっかりとっている人は、まったく食べない人と比べると、「自己肯定感」が強い。
「自分が好き、大切」と思えることは、ストレスや不安に耐えられる力になる。
というとても興味深い報告でした。

「朝食」をもとにしながら、早寝早起きの必要性→自分で朝食を作ってみよう→短時間で作れる朝食メニューの紹介など、一連の流れで提案される内容がとてもすばらしく、子どもたちの自主性を促す提案に感服しました。


続いて行われた「食べ物クイズ」では、大人でも知らない問題も多く、「え〜そうなの?」と驚いたりしながら、楽しく参加させてもらいました。

ひとつだけご紹介すると・・・
ごはんはすぐにエネルギーに変わるがあまり持続しない。たまごはエネルギーに変わる時間が遅いが、長く持続する。ということは、「たまごかけごはん」にすると、すぐにエネルギーに変わり長く持続する、ということだそうですよ。


また、1年生は昨年度の学校保健委員会の内容を知らないので、これまでの2年間の取り組みの内容を知らせるコーナーもありました。

そこに出演されていた先生方の名演技のおかげで、私たち保護者にも、これまでの取り組みと今年につながる流れがよくわかりました。

名優の演技力に盛り上がる子どもたちを見ていると、日ごろから先生と生徒の雰囲気がとてもよいことがわかります。


後半は、あいち健康プラザ健康科学館の大曽基宣先生のご講演でした。

「こころと生活習慣との関係」というお話を伺い、「心と体はつながっている」ことを教えていただきました。

心を元気にするために「笑顔」、体を元気にするために「規則正しい生活」を意識することが大切です、というお話に、子どもたちだけでなく、私たち大人も多くの気づきがありました。


「学校保健委員会」のことを、よくご存じない保護者の方も多いと思います。

本来「学校保健委員会」は、学校が中心となり、保護者や地域の人も一緒に参加して、子どもたちの健康な学校生活を考えるために開かれる会議のことを指すそうですが、学校現場ではそうした会議を運営することが難しく、小牧中では「保健集会」を開催して、子どもの健康についての啓発を行っているそうです。

このように、大人も子どもも楽しく学べる会なので、PTAからもご案内をするなど工夫して、来年度はたくさんの保護者に参加していただけるといいなと思っています。


保健委員会の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。