★「第7回ゲスト道徳」で大人の学び(2)
- 公開日
- 2014/11/23
- 更新日
- 2014/11/23
管理人室
「第7回ゲスト道徳」のまとめ・その2です。
●100点満点を取り続けなければならない仕事
長畑さんがおっしゃった「私の仕事は、100点満点を取り続けなければならない仕事なのです」という言葉。
これはどういうことだと思うか、小学生にもわかるように説明することを考えてみて、という校長先生の言葉に、子どもたちが想像して、考えた意見は次のようなものでした。
・一つでも部品がなかったり、一つでもミスがあると、大きな事故につながってしまうから
・常に完ぺきでなければならない仕事
・人の命がかかっているから
・飛行機にはすごいお金がかかっているから
・失敗が許されない仕事
・ちゃんとしないと他の人に迷惑がかかるから
・一つでも部品がないと使えない
長畑さんは、子どもたちの考えた意見を見て「すべての意見がその通りだと思います」とおっしゃってくださいました。
●整備士の仕事
長畑さんは、ご自分の「整備士」という仕事を、このように説明してくださいました。
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私たちは、飛行機に乗ってくださるお客様に、時間を買っていただいている。
だから、時間に正確に飛ぶことも商品のうちなのです。
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定刻に飛ぶことがとても大切なことで、そのためには時間通りに整備を完了しなければなりません。
通常、整備にかけられる時間は、最大25〜30分で、だいたい20分くらいで終わらせなければならないそうです。
ミスの許されない、100点を求められる仕事ですから、そのための訓練を積まなければなりません。
飛行機の飛行ルートや天候を把握し、どのような状態で飛行してきたのかを知っておく必要がありますし、もしも不具合が見つかった場合は、その原因を想定する力も必要です。
飛行機を利用するお客さんからは、直接見えない整備士の仕事ですが、とても重要な仕事であることがよくわかりました。