★「人権週間」に想う
- 公開日
- 2014/12/04
- 更新日
- 2014/12/04
管理人室
本日(12/4)より12/10までは「人権週間」です。
先日、学校HPでもそれをお知らせする記事が発信されました。
【小牧中HP】人権週間(12月4日から10日まで) 12/2
子どもたちは、この機会に、学校で「人権」について考える時間を持つことができます。
授業の中であったり、作文を書いたり、学校ではさまざまな取り組みを行ってくださっています。
私たち大人はどうでしょうか?
日ごろから、あまり意識することはないですよね。
しかし、一番身近で大切な存在である「子ども」に対して、深刻な「人権侵害」が行われている現実を、このところよく耳にするようになりました。
それは「虐待」です。
とても悲しいことですね。
親は、子どものことを、つい「所有物」のように捉えてしまいがちです。
子どもは、言うまでもなく、保護して守らなければならない存在ではありますが、親の物ではありません。
子どもには子どもの人格がありますし、人権があります。
思春期を迎えた子どもは、素直に親の言うことを聞いてはくれませんし、なにかと衝突することも増えます。
そんなとき、一方的に押し付けるのではなく、子どもの思いに耳を傾けることも必要なことだと思います。
「同じ人間どうし」という気持ちで、子どもと接することができるといいですね。
わかっていても、現実に反抗期真っ盛りの子どもを目の前にすると、なかなか大人の対応はできないものです。
私たち保護者も、つらいときや苦しいとき、一人で悩みや思いを抱え込まずに、まわりの人に相談したり、助けを求めることが大切なのではないでしょうか。
子どものことで悩んでいるとき、きっと学校の先生方は力になってくださるはずです。
学校には「スクールカウンセラー」もいらっしゃいます。
話を聞いてもらうだけでも、楽になることがありますし、活用されるといいのではないかと思います。
みんなが笑顔で過ごせる毎日になるといいですね。