★ご卒業おめでとうございます!
- 公開日
- 2015/03/05
- 更新日
- 2015/03/05
管理人室
本日(3/5)「第68回卒業証書授与式」が挙行されました。
たくさんの来賓の方々や保護者の皆さんに見守られながら、子どもたちは学び舎を巣立っていきました。
よき師、よき友に恵まれた3年間の集大成として、とても立派な態度を見せてくれた子どもたち。
ご卒業おめでとうございます!
あなたたちの未来に幸多からんことを、心からお祈りしています。
学校では、子どもたちにたくさんの祝辞が贈られました。
ここでは、お子さまとともに晴れの日を迎えた保護者の皆さまへの祝辞をお贈りしたいと思います。
【卒業生の保護者の皆さまへ】
改めまして、お子さまのご卒業おめでとうございます。
3年間、陰になり日向になり、お子さまのために心を尽くされてきた保護者の皆さまにとって、今日の日の喜びは格別だと思います。
多くの生徒が、来週の公立高校の入試を控えていますので、もうしばらくは気が休まらない日が続きますね。
しかし、中学校生活は、今日で一区切りとなります。
中学校を卒業するということは、義務教育を卒業することでもあります。
まだまだ親の庇護のもとにいる子どもたちですが、これからは、社会の一員となり、自分の行動に責任が伴うことを、ぜひ教えてあげてください。
「子ども以上大人未満」の宙ぶらりんな時期を迎える子どもたちには、周りを見渡せる大きな視野を持ってほしいと願っています。
いつも拝見している他校のHPで「子育て四訓」という言葉を知りました。
親と子の関係について、とても示唆に富んだ言葉ですので、ご紹介したいと思います。
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『子育て四訓』
乳児はしっかり 肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな
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この言葉は、平成13年に「日本時事評論」という雑誌に掲載された、とある教育者の言葉だそうです。
これまでの子育てを振り返り、「なるほど、そうだ」と思われるのではないでしょうか。
今日卒業した子どもたちは、「少年」から「青年」への成長の途中です。
親から見ると、子どもたちはいつまでも頼りなく、なかなか目を離せないものですね。
しかし「離しどき」は必ず来ます。
子どもを信頼し、自分で考えて行動ができるように促しながら、親も少しずつ「離す」練習ができるといいですね。
そして、離してはならない「心」を忘れず、親は、いつでも子どもが安心して帰ってこられる存在でありたいものです。
心離さず、温かく見守っていれば、きっと「感謝の心」を持った子どもたちに育ってくれると信じています。
「子育ては親育て」といいます。
子どもたちとともに、私たちも一歩ずつ成長していけるといいですね。
【関連記事】
「子育て四訓」が紹介されている学校HPです。合わせてご覧ください。
●一宮市立木曽川中HP 1.27子育て四訓《校長室》
●新城市立作手小HP 2.7.『子育て四訓』