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職業としての教師を考える

公開日
2012/05/16
更新日
2012/05/16

総務委員会

昨日の学校HPに、遅くまで残ってテストの採点をしている先生の記事がありました。

職業としての教師について考えてみます。
教師は専門職です。授業をするための専門的な知識と技術が必要です。専門職であれば、本来は専門部門の仕事だけをすればいいわけです。

しかし実際は、付随する膨大な事務業務(授業のための準備や資料作成、テスト作成、採点、成績付け、お便り作成等々)、部活動の指導、ときには渉外的な仕事(保護者や業者への対応など)、集金があれば会計業務、といった具合に、非常に多岐にわたる業務を担当しています。

一般企業で考えると、いろいろな部署に分けられて行われる業務を、教師はひとりで行っていると言えます。
授業時間中は拘束されるので、その他の事務や様々な業務は、必然的に生徒が帰った後、または休日にやらざるをえないでしょう。
昨日の記事の様子は、実は日常茶飯事の職員室の風景なのです。

まさに激務といえる職業です。
やらされている仕事であれば、これだけの業務をこなすのは、とても無理でしょう。
体調を崩されて、学校を離れる先生が多いのもうなずけますね。

そんな中でがんばっている先生方を支えているのは、やはり教育に対する情熱や、子供の成長に触れる喜びがやりがいにつながっているということなのだろうな、ということが先生方とお話ししていて感じたことです。

自分の仕事に、誇りとやりがいを感じられる職業が教師なのですね。すばらしい職業だと思います。(激務ではありますが・・・)
応援しています。がんばって下さい、先生!

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