外国籍の子供への支援のおはなし
- 公開日
- 2012/06/05
- 更新日
- 2012/06/05
総務委員会
先日の学校HPに「外国籍の生徒の特別指導」の記事がありました。(外国籍の生徒の特別指導 6/1)
私たちが子供のころ、身近に外国人がいることは、ほとんどありませんでした。
しかし、今は違います。
小牧は工業が盛んで、大きな工場がたくさんあることから、外国人が多く住んでいます。
今では、外国人はとても身近なところで、私たちと同じように生活していて、多くの子供たちが学校へ通っています。
生まれた時から日本に住んでいる場合は問題ないでしょうが、やはり言葉のカベは、子供にとっても大きな問題になるでしょう。
日本語を話したり、読んだり、書いたりということができなければ、学校の授業もちんぷんかんぷんで、ほんとに困るだろうと思います。
そんな中、学校では特別指導の体制を整えている、という記事に、安心しました。
ただでさえ多忙な先生方なので、十分な支援体制を取ることは難しいことだろうと思いますが、それでも個々の学習計画を立てて実施して下さっているということには頭が下がる思いです。
先日、ある会議で「不登校児童や生徒の中には、外国籍の子供が少なからず、います」というお話を伺いました。
子供が学校へ行かなくなってしまうのは、言葉のカベだけでなく、習慣の違い、文化の違い、家庭の事情など、いろいろな要因があるのだろうとは思います。
でも学校が支援の手を差し延べてくれることで、元気に学校へ通える子は、きっといます。
支援の充実は難しいかもしれませんが、できる範囲でこういった取り組みを続けていっていただきたいと思います。
こうした支援は、子供たちだけに行われているわけではありません。保護者の方へも行われています。
入学説明会のとき、個人懇談のとき、保護者が学校でお話を聞かなければならない時は、通訳の方に来ていただいて対応しています。
これは市が援助してくれていることですが、このように親子ともに支援が行われているということを、ぜひ皆さんに知っていただきたいです。
学校は、楽しい場所です。たくさんの子供たちが、学校で学ぶ機会を持てるように・・・これが我々大人の願いですよね。