「キャリア教育」を考える
- 公開日
- 2012/08/20
- 更新日
- 2012/08/20
総務委員会
夏休みも残り2週間あまり。 明日は出校日ですね。
生徒の皆さんは、今ごろ、目の色変えて夏休みの課題をやっているのでしょうか?
それとも、計画どおりに終わらせて、余裕な時間を過ごしているのでしょうか?
久しぶりに会える友達、楽しみですね。
今日は、「キャリア教育」について考えてみたいと思います。
先日の旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」
また、先日開催された「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校 【対談】親子で学ぶ夜の小牧中学校(紅雀と校長)その3」など
これらの学校HPの記事は、「キャリア教育」というキーワードでつながっていると思いました。
文部科学省のホームページには、キャリア教育について、次のような文章が掲載されています。
*****文部科学省のHP「キャリア教育」より引用*****
「今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。
この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。
学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。」
*****引用ここまで*****
最近は、急激に時代が変化してきて、以前のような働き方(終身雇用)ではなく、フリーターや派遣労働者が、とくに若い世代に増えています。
そんな時代を生きる「未来の大人たち」には、社会人として働くことへの関心や意欲を持ってもらい、しっかり自立して生きる力を養ってほしい、それを学ぶことがキャリア教育なのですね。
小牧中学校では、総合的な学習の時間「創」の中で、このキャリア教育を取り上げていますね。
以前、PTAの部屋でも「創」の時間について記事にしました。
(「正門からどうぞ」のおはなし その2 7/30)
「働く」ということは、どういうことなのか?
まずはそれを考えるところからスタートですね。
私たち大人も、この問いに対する明確な答えを持っているわけではありません。
きっと、それぞれの人が、それぞれの考えを持っていることでしょう。
だとすれば、いろいろな大人の、いろいろな意見を、子供達には聞いてほしいと思います。
たくさんの意見の中から、子供自身が考え、その子なりの答えを見つけてほしいと思っています。
学校は、そのために様々な機会を提供してくれています。
「創」の授業はもちろんのこと、ホームページで「未来の大人たちへ」や「親子で学ぶ夜の小牧中学校」を立ち上げて下さいました。
これらの記事の中には、子供たちへのキャリア教育のヒントがたくさん散りばめられています。
親子で一緒にこれらの記事を読みながら、保護者の皆さんの「働くということ」についての思いを、お子さんにぜひ語っていただきたいなと思います。