【市P連】県P連合同研修会 講演会(4)
- 公開日
- 2012/08/27
- 更新日
- 2012/08/28
市P連
8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第4回
配布資料を基に、再構成してまとめてあります。
【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」
● とってもコワイ「スマートフォン症候群」
「スマートフォン症候群」聞いたことはありますか?
仕事中や勉強中、移動中でも、スマホが手放せない中毒のような症状のこと・・・
ではありません。
スマホを長時間使用することにより引き起こされる、身体の病的変化のことを言い、最近問題視され始めています。
代表的なものに「ストレートネック」があります。
ストレートネックとは、長時間、頭が首よりも前に出た姿勢をとっていることで、首が前傾し、首のカーブが失われてしまった状態です。
これは首が細く、筋肉が弱い女性の方がなりやすいと言われています。
もともと首(頸椎)は、重い頭を支えるため、ゆるやかにカーブしていて、頭からの圧力を分散させています。
ストレートネックになってしまうと、頭を首の筋肉だけで支えることになるため、首の痛み、肩コリ、頭痛といった症状を発症します。
また、首を曲げても下部頸椎は動かないため、手のしびれ、めまい、目の奥の痛み、吐き気といった症状が出ることもあります。
● スマートフォン症候群予防のポイント
とっても怖い「スマートフォン症候群」を予防するために、以下のポイントをチェックしましょう。
(厚生労働省「VDT(画像表示装置)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を基に、稲毛整形外科(千葉市稲毛区)の南出院長が作成した資料より)
<機種選び・設定>
- 外装は滑りにくい素材
- 大きめの画面。手が小さな人は大きすぎるのも×
- ちらつきが知覚されないもの
- 照度の自動調節機能がある場合はオンにする。最大輝度は避ける。
- 入力確認音、または振動機能をオンにし、入力時の指の力を軽減
- フォント(文字)は大きめ
<使用環境・姿勢>
- 連続使用時間は1時間以内
- 連続使用の場合、10〜15分の小休止を取る
- 肘を固定し、目線が下を向きすぎないようにする
※写真は、講演会資料を撮影したものです。