子供の安全を守る その2
- 公開日
- 2012/09/06
- 更新日
- 2012/09/06
総務委員会
昨日、札幌で、いじめが原因と示唆するメモを残して、中学生が自殺するという悲しい事件が起きました。
本当の原因は何か、いじめはあったのか・・・市教育委員会は外部有識者による調査委員会を設置するかどうか検討する、ということなので、今後そこで調査が行われるでしょう。
昨年起きた大津市のいじめ自殺で、全国的にも「いじめ」が問題になり、警察への被害届の提出件数が増えている、というニュースもあります。
遺族の方にしてみれば、「どうしてこんなことになってしまったのか、本当のことを知りたい」という一心に尽きると思うのですが、関連するそれぞれの機関の対応は、遺族のその想いに応えているようには見えません。
教育委員会も、学校も、警察も、関わるすべての機関が、「自分の仕事だ」という当事者意識を持って、迅速に丁寧に対応していただけることを願ってやみません。
昨日の「PTAの部屋」では、子供の安全を守るためには、学校と家庭が協力しなければなりませんね、ということを記事にしました。
(子供の安全を守る 9/5)
「子供の安全を守る」ということは「子供の命を守る」ということでもあります。
事故や事件から命を守ることはもちろんですが、いじめなどで自ら命を絶ってしまうという悲劇からも子供の命を守りたい、すべての保護者の想いですね。
いじめられていたり、つらいことがあっても、子供は親に心配をかけまいと、わからないように明るくふるまうことが多いと聞きます。
それでも、毎日一緒に生活している家族であるからこそ、気付いてあげたいと思います。
日頃から、親子で、兄弟で、いろんなことが話し合える関係を築いていきたいものです。
そして、「あなたたちはかけがいのない存在なのだ」というメッセージを送り続けたいですね。
また、学校の先生方にとっても、日頃の信頼関係は大切だと思います。
先生と生徒、先生と保護者、どちらもしっかりとした信頼関係で結ばれていれば、何か問題が起きてもすぐに相談できますし、早く対応できれば問題にならずに済むことだってあるでしょう。
信頼関係を築くためには、お互いがお互いをよく知ることが大切だと思います。
幸い、小牧中はホームページなどで、学校に関する情報を積極的に発信してくれています。
私たち保護者も、自ら「学校を知る努力」をする必要があると思うのです。
学校ホームページを積極的に活用して、「学校のこと、先生のことを知ろう」という気持ちを持ち続けていたいですね。
大津の問題が表面化したときに、「PTAの部屋」に掲載した記事も、合わせてご覧下さい。
(「いじめへの対応」に想う 7/13)