【市P連】東海北陸ブロック大会 分科会(2)
- 公開日
- 2012/10/16
- 更新日
- 2012/10/16
市P連
10/12(金)東海北陸ブロック大会 分科会のまとめ 第2回
【研究発表内容&発表PTA紹介】
発表内容: 家庭教育はひとづくり〜親学びプログラムでPTA活動を楽しもう〜
発表PTA: 氷見市小中学校PTA連合会
●親学びプログラムとは
この「親学びプログラム」は、親子の日常的なエピソードを基に話し合いながら、子育ての悩みや不安を解消することを目的としている。
<具体例>
【小学生低学年のエピソード】
Aくんはおとなしい性格で、あまり自分の感情を表に出さない。
ある日、帰宅するなり、自分の部屋に入ったきり出てこない。
お母さんが心配して「どうしたの?」と声をかけると、はじめは「なんでもない」と言っていたが、よくよく聞いてみると「友達のBくんに、下敷きを壊された」と言って泣きだした。
Bくんは元気のよい子で、Aくんとは仲良し。
お母さんは「Bくんは仲良しだし、一体何があったのだろう?」と思っていたが、しくしく泣くAくんを見ているうちに、だんだん怒りがこみ上げてきた。
上記のようなエピソードについて、グループワークをする。
【グループワーク】
・Aくんの気持ちを考える
・お母さんの気持ちを考える
・自分ならどういう対応をするか考える
(お父さんに相談する、学校に相談する、Bくんの家へ行って話をする等々)
・その後、どのような展開になったと思うか
などについて、グループで話し合う。
グループで出た意見を発表し、参加者全体で共有する。
「正解はない」ことが前提なので、無理に意見の集約をする必要はない。
自分はどう思うか、自分ならどうするか、といったことを、グループで話し合うことで、他の人の意見に共感したり、自分の意見と同じことで安心したり、自分とは違う意見に触れて改めて考え直したりしながら交流していく。
参加者からは「参加してよかった」という感想が多数寄せられている。
※写真は、会場でのグループワークの様子です。ステージ上で、モデルグループの方々がデモンストレーションをして下さいました。