「命の授業」に想う(1)
- 公開日
- 2012/12/20
- 更新日
- 2012/12/20
総務委員会
先日の学校HPに、3年生で「命の授業」が行われている、という記事が掲載されました。ご覧になりましたか?
(命の授業 12/18)
昨年3月の東日本大震災以降、「命」について考える機会が増えたように感じています。
あの日の地震と津波は、途方もない数の大切な命を、あっという間に連れ去ってしまいました。
亡くなってしまった多くの命は、どれひとつとして、どうでもいい命はありません。
全てが、かけがえのない尊い命でした。
このような悲しい経験を、誰もしたいとは望みません。
防災の観点から、もし災害にあったら、どうやって命を守るか、ということを、大人も子どもも真剣に考えなければなりませんね。
子どもたちは、学校で避難訓練を行います。
どうせ訓練だから、と軽く考えていませんか?
真剣に、何度も訓練しなければ、いざという時には動けないものです。
ぜひ真剣に取り組んでほしいと思います。
命の危険にさらされるのは、災害のときばかりではありません。
私たちの日常の中にも、危険はたくさんあります。
例えば、交通事故などは、いつ遭遇するかわかりませんよね。
いつも気になっていることに、子どもたちの自転車の乗り方があります。
通学時のマナーの悪さで、地域の方々からいつもご指摘を受けているように、道いっぱいに広がったり、まわりを見ずに急に飛び出したり、事故にならないのが不思議なくらい、危険な行為をよく見かけます。
事故になってからでは遅いのです。
けがをしてからでは遅いのです。
大切な子どもたちの命を守るために、私たちは「交通安全」について、子どもたちが「自分の命の大切さ」に気づき、交通ルールをしっかり守れるようになるまで、ずっとずっと言い続けていかなければならないだろうと思います。
学校では、機会があるたびに交通安全についての指導をして下さっています。
私たち保護者も、日常的な子どもへの声掛けを続けていきたいですね。