「すてきな言葉」見つけました!
- 公開日
- 2013/01/11
- 更新日
- 2013/01/11
総務委員会
先日、他校のHPで、とても「すてきな言葉」を見つけました。
記事を書かれた校長先生から転載許可をいただきましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
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1月7日付けの読売新聞・読者投稿欄「気流」にすてきな言葉を見つけました。
この投稿は、12月13日に掲載されたもので、12月の「気流賞」を獲得し、再度掲載されました。甲府市の中学1年生が書いたこの文章が、私の心に留まりましたので、みなさんにも紹介します。
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『「雑巾に昇格」すてきな言葉』
教室をみんなで掃除をしていた時のことです。使い古して汚れてしまった台布巾を手にした友だちが「そろそろ雑巾に昇格だね」と言いました。
とっさに私は「台布巾が雑巾になるのだから『降格』じゃないの?」と聞きました。すると友だちは「たくさん働いた雑巾が一番偉いんだよ」と笑顔で答えました。
両親からそう教えられてきたので、使い古した布を雑巾にする際、家ではいつも「昇格するね」と言っているのだそうです。その言葉には、物を大切に使おうとする気持ちが込められていることに気付き、ハッとした思いでした。
友だちのその家族のように、私も「昇格」というすてきな言葉を心に留めて、これまで以上に物を大切に使うように心掛けたいと思います。
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「降格」と「昇格」とでは大きな差。
物を大切にする心が、「昇格」という言葉に凝縮している。何とすてきな表現でしょうか。そして、そんな言葉を使う家庭の温かみが感じられます。
校内に溜まっていく忘れ物、落し物の数々。物へのいたわりの心を忘れてはいませんか?
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「物を大切に扱いなさい!」子どもたちに、よく言っていますよね。
でも、そんなことを言いながら、私たち大人が、物をぞんざいに扱ってはいませんか?
「物を大切に扱える子ども」になってほしいから、まずは、私たちが「物を大切に扱える大人」になりたいものですね。
身の回りの働き者の「物たち」に、「ありがとう」の気持ちを忘れずにいたいと思います。
※写真は、学校HPで紹介された「ABCDの原則」をしっかり実行する牧中生たちです。
この「すてきな言葉」の記事は、一宮市立木曽川中学校のHPに掲載されています。合わせてご覧下さい。
● 一宮市立木曽川中学校HP 1.09 すてきな言葉≪校長室≫