「スキーの生活」に想う 〜保護者の視点で(1)〜
- 公開日
- 2013/01/22
- 更新日
- 2013/01/22
総務委員会
集団生活の中で学ぶこと
1年生の「スキーの生活」が今日で終わります。
楽しい思い出をたくさん作って、みんなが元気に帰ってくるのを、おうちの方々は心待ちにしていることでしょう。
昨日の学校HPで、スノーセレモニーに関する出来事が記事になっていましたね。
「スキーの生活」が始まってから、連日、学校HPへのアクセス数がとても多かったので、多くの保護者の方が記事をご覧になったことと思います。
(スキーの生活 その20 1/21)
「宿泊学習」では、日常から離れての集団生活なので、子どもたちが浮足立って、いつもなら守れるルールを守れなかったり、はしゃぎ過ぎてしまうこともあると思います。
私たち大人も、そういう経験をしてきたので、よくわかりますよね。
今回の出来事を通じて、子どもたちは多くのことを学んだと思います。
集団生活の中では、自分勝手な行動が、他の人たちに迷惑をかけてしまうこと。
「ちょっとだけなら・・・」「バレなきゃいいだろう・・・」という安易な行動によって、多くの人の心を傷つけてしまうこと。
どれも、社会生活を送る上でも、とても大切なことですよね。
中学生の時期というのは、勉強だけでなく、このような「人として大切なこと」もたくさん学ぶ時期です。
そして、自分たちでどうしたらよいのかを考え、自分たちで決めたルールは守ろうという、しっかりとした気持ちが生まれたことでしょう。
それは、その後のスノーセレモニーがとても厳粛な雰囲気で行われた、という校長先生からの報告からも、よくわかります。
本来ならしなくてもよい「イヤな経験」であったでしょうが、これを今後の学校生活に活かして、よりいっそう仲間と協力し合える学年になってくれることを願っています。