【教養】2/21 教養講座
- 公開日
- 2013/02/21
- 更新日
- 2013/02/21
教養委員会
2/21(木)調理室にて、教養講座を開催しました。
本年度2回目の教養講座は、郷土料理研究家の志村八寿江先生をお招きして「お雛様の料理教室」でした。
●献立
ちらし寿司、紅白汁、桜もち、大根もち、赤飯
参加者は、みな「ベテラン主婦」ばかりでしたが、初めて挑戦する料理で調理の仕方を知らないことも多く、「大先輩」の志村先生に教えていただきながら、楽しく講習を受けました。
料理が完成し、校長先生と栄養教諭の林先生をお招きして、一緒に楽しく会食しました。
その中で、校長先生が次のようなお話しをされました。
「子供たちは、食事の前に『いただきます』と言いますが、これは、食べ物をありがたく『いただきます』という意味と、作ってくれた人の『時間』を『いただきます』という意味もあるのです」
それを受けて、志村先生からは
「子供に高級な食事をさせる必要はありません。そのような食事ばかりしていると、大人になってから身の丈にあった食事ができなくなります。自分で稼いだお金で食べられるようになったら、食べればいいんです。お母さんは、子供の食事作りに時間をかけてあげて下さいね」
また、志村先生からこのようなお話しもお聞きしました。
「小さいうちは、何を食べても覚えていないのだから、そんなに食事にこだわらなくてもいいけど、小学校高学年から中学生、高校生くらいまでに、しっかり食べさせて手伝わせておくことが大切ですよ」
これらのお話は、とても深いなぁと一同感心しました。
毎日の食事作りは、本当に大変ですね。
いつもいつも、完璧な食事を作ることはムリがありますし、そんなにがんばれないよ、と思っている方も多いと思います。
できる範囲で、子供たちの成長に合わせた食事作りを心がけていけるといいですね。
子供からの「おいしいね」の声のために、毎日がんばるお母さんやお父さんたち。
上手に手抜きもしながら(笑)一緒に乗り切っていきましょうね!
志村先生、参加者の皆さん、ありがとうございました。