改めて「ABCDの原則」に想う
- 公開日
- 2013/04/10
- 更新日
- 2013/04/10
総務委員会
校長先生からの始業式の式辞の中で、「ABCDの原則」についてのお話がありました。
(平成25年度始業式・式辞 4/5)
2年生・3年生の生徒や保護者の皆さんは、昨年度から取り組んできていることなのでよくわかっていますね。
しかし、1年生の生徒と保護者の皆さんの中には「ABCDの原則ってなに?」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
A 当たり前のことを
B バカにしないで
C ちゃんとやれる人こそ
D できる人
校長先生は式辞の中で「例えば、あいさつをすること、物を大切にすること、人をいじめないということです」とおっしゃいました。
そういう「当たり前」のことが「ちゃんとやれる」ように、学校では指導して下さっています。
「なんだ、そんな簡単なことを、わざわざ中学校でやっているのか」と思われる保護者の方もいるでしょうね。
でも、まわりをよく見て下さい。
「ぶつかっても無言で通りすぎる大人たち」「列に横入りする大人たち」「平気でポイ捨てする大人たち」・・・
恥ずかしいことですが、当たり前のことがちゃんとやれていない大人たちが多いですよね。
そんな大人たちを見て、子どもたちは成長していくのです。
「ABCDの原則」は、社会の一員として生活していく上でとても大切なことだと思います。
「子どもたちが大人になったとき、当たり前のことをちゃんとやれる人になっていてほしい」と私たち保護者は願っています。
そして、それは先生方の思いでもあります。だから先生方は、折に触れて「ABCDの原則」を指導しているのです。
とてもありがたいことですね。
この「ABCDの原則」は、学校だけで身に付くことではありませんよね。私たち保護者も協力できることがあると思います。家庭の中でも、子どもたちに働きかけることはできるはずです。
「家族であいさつを交わすこと」「自分のことは自分でさせること」「約束を守らせること」・・・
皆さんのご家庭でも、身近なことから「ABCDの原則」を始めてみませんか?