2024年12月までの記事メニュー

2024年12月までの記事

「こどもの日」に想う(1)

公開日
2013/05/05
更新日
2013/05/05

総務委員会

今日は「こどもの日」。

子どもたちの健やかな成長をお祝いする日ですね。
良いお天気に恵まれ、こいのぼりが気持ちよさそうに大空を泳ぐ姿に心がなごみます。


例年この時期は「こどもの日」に合わせて、総務省から子どもの数が発表されます。
新聞やテレビでも大きくニュースとして取り上げられていますが、「子どもの数は32年連続で減少しており(1,649万人)、人口比も最低を更新した」とのことでした。

ところで、ここで言われている「子ども」の定義ですが、15歳未満のことを言います。
ということは、中学生は「子ども」ですが、公共交通機関では「大人料金」が適用されますし、公共施設では「中学生料金」が設定されているところもあったり、意外とあいまいな扱いですね。


それはさておき、子どもが少なくなっていることの問題は「少子高齢化」という言葉で、常々取り上げられていますね。
先日も「授業参観」に想う(3)でご紹介した、木曽川中学校のHPでも校長先生が記事を書かれています。

●一宮市立木曽川中学校HP 5.05止まらぬ少子化≪校長室≫

記事の中で校長先生が書かれているように、日本中の子どもたちにとって「少子高齢化」は避けて通れない道です。

社会保障のあり方や、社会の仕組みを変えないと、対応できない事態になるのは明らかです。


「どうすればいいのか」ということは、大人任せではなく、将来負担を担わなければならない子どもたちも、一緒になって考えていく必要があるのではないかと感じています。

そういうことを考えるためのヒントを子どもたちに持ってもらうためにも、子どもが自分のまわりにも目を向ける機会を持つことは大切だと思うのです。

そのキーワードとして「地域との関わり」があり、小牧中では具体的な活動の一つに「注文ボランティア」や「ジュニア奉仕団」があります。


先日「地域の部屋」で「注文ボランティア募集」の記事が掲載されましたね。
ボランティア活動を通して、地域の方と交流しながら、学校だけでなく地域のことにも関心が持てるような取り組みになるといいですね。
(【地域の部屋】注文ボランティア第1弾 5/2)


ちなみに、この「注文ボランティア」ですが、職員室廊下の掲示版に案内が貼り出されていますが、子どもたちは意外に関心がなくて、残念ながら気が付いていません。

ぜひご家庭でも「注文ボランティアがあるみたいだね。掲示板を見てみたら?」と一声かけていただけるとうれしいです。