女子バスケ部 最後の市内大会
- 公開日
- 2024/07/15
- 更新日
- 2024/07/15
部活動
7月13日(土)女子バスケ部は愛日大会出場をかけた市内大会準決勝の挑みました。対戦相手は応時中学校!勝てば愛日、負ければ引退、絶対に譲れない試合にのぞんだ選手たちでしたが、序盤から相手の引いて守る戦術にリズムを崩し、打ちやすい外からのシュートを連発し、それがことごとくリングを嫌われます。相手のシュートも絶好調で第1ピリオドから大差がついてしまう苦しい展開になりました。それでも、相手のビッグマンを必死に守り、素晴らしい集中力を見せた3年生の頑張りが少しずつ流れをもたらし、第2ピリオド後半は連続10得点を奪取し、猛追し僅差で前半を終えます。さあ、ここからだ!と意気込んでむかえた後半開始早々、相手のキャプテンのスリーポイントが何本も決まり、ミスも重なりリズムに乗れず、追い上げムードから今度は逆に点差をはなされてしまいます。なんとかしたい!絶対に追いつきたいそんな想いでむかえた第4ピリオド、なかなか体が重たくいつものように相手にプレッシャーをかけにいくことができない選手たち、無情にも試合終了のブザーが鳴り響き、敗れてしまいました。これで、3年生は引退です。絶対に今年も愛日大会に行くんだ!その気持ちでここまで頑張ってきました。もっとやれたのに、こんなはずじゃなかったのに…そんな気持ちになってもおかしくない不完全燃焼のままの内容で終えてしまった引退試合…悔しい気持ちをつのるばかりです。この試合に関してはたしかに不完全燃焼でしたが、これまで厳しい状況の中で3年生3人はよく頑張ってくれました。一週間前は、ふつうに歩くこともできなかったキャプテンは毎日のように整体やリハビリに通い、コンディションを整え、ぶっつけ本番でしたが、なんとか間に合い、最後までチームを牽引してくれました。ほかの2人の3年生も前日まで体調不良をかかえ、病み上がりの中、気迫をこもったプレイでチームの悪い流れを何度も助けてくれました。経験のない1年生はわけのわからないままスタメンで試合にのぞみ、それでもチームの一員としてやれることを必死に探し、頑張ってくれました。たくさんいた2人生も今ではたった1人、唯一の2年生はルーズボールやリバウンドを体をはって頑張りました。正直この試合だけは、納得いかない形で終わったかもしれません。不完全燃焼でモヤモヤした気持ちで終わったことでしょう。ただ、入学した時からつねにギリギリの人数で試合にのぞみ、練習も人数が少ないので男女合同で取り組むなど、他の部活にはない大変な環境の中で頑張ってきた3年生、下級生が少ないから準備や片付け、オフィシャルなどもつねに最上級が中心で行わざる得なかった。それでも後ろを向くことなく、ここまで頑張ってきた3年生3人、本当にお疲れ様でした。そして、少ないながらもサポートし、同じ気持ちで戦ってくれた下級生、これからさらに大変なことが待っているかもしれませんが、3年生の意思を引き継ぎ、これからも全力でバスケットをしていきましょう!最後に毎週末試合のたびに応援にかけつけ、平日のクラブでも送り迎えをし、支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。皆さんの協力があったからこそ、なんとかここまでやってくることができました。心より感謝しております。岩中バスケ部3年生はここで引退ですが、卒業までバスケ部で経験し学んだことを生かし、岩中生として学校生活もより素晴らしいものにしていってほしいと思います。本当にお疲れ様でした。