「大人の先輩からのアドバイス」に想う その1
- 公開日
- 2012/07/05
- 更新日
- 2012/07/05
総務委員会
「大人の先輩からのアドバイス」第1弾として、船引嘉明さん(東海タイヤセンター(株)代表取締役)が登場して下さいました。
(船引嘉明さんから「未来の大人たちへ」 7/2)
とても示唆に富むお話で、深く感じ入りながら記事を拝見しました。
2回に分けて、感想を書きたいと思います。
船引さんの少年時代のお話は、とても興味深いですね。
「好きだから」「楽しいから」「おもしろいから」そんな気持ちがあれば、どんどん深く詳しく知りたくなってきます。
ひとつわかると、さらにおもしろくなって、次が知りたい。またひとつわかると、もっと好きになって、その次も知りたい・・・この無限ループにはまれば、人間は常に進化していけそうです。
船引さんは、ご自身がこのループを体験しておられるのでしょうね。
そして、その良さを実感しているからこそ、中学生に
「一つの物事に集中して取り組むこと」
「自分の興味のあることをとことん追い求めていくこと」
を体験してほしいとおっしゃっているのだと思います。
中学生という、今の時期に、こういった体験をすることは、とても貴重な経験になります。
船引さんのように、それが将来の仕事につながればよいですが、必ずしもそうならないことの方が多いでしょう。
でも、この経験は、きっと子供の人生に役立つと思うのです。
何かをとことんがんばった記憶は、ずっと心の中にあるものです。
いつか困難にぶち当たった時に「あの時のがんばり」を思い出して、困難に立ち向かっていく勇気を与えてくれるはずです。
忙しい子供たちですが、中学生の間に、ぜひそういう「熱中する体験」をしてほしいなと願っています。
学校でも、子供たちをその気にさせるような仕掛けを考えていただけると、うれしいですね。