【市P連】母と女性教職員の会 全国集会(1)
- 公開日
- 2012/08/03
- 更新日
- 2012/08/04
市P連
8/1(水)、2(木)日本教職員組合主催の「母と女性教職員の会 全国集会」が東京で開催されました。
小牧からは、小牧市教員組合の女性部長の先生と、市P連母親委員長の2名で参加しました。
愛知県下の各ブロックごとに、女性の先生と母親代表の方々が集合し、移動の新幹線の車中は、1両の3分の2ほどの大人数で、にぎやかな道中となりました。
2日間にわたるプログラムは、1日目に全体会、2日目に分科会となっていて、盛りだくさんの内容でした。
●8/1 全体会
さすが全国集会というだけあって、会場が満員御礼になるほど、たくさんの人々が集まりました。
開会行事では、昨年の東日本大震災を受けて、被災地からの報告がありました。
時間が経つにつれ、被災地の現状の報道が少なくなっています。
今回の報告は、日々の生活に追われる中で、ついつい被災地に心を寄せる余裕がなくなっていることに気づかせてくれました。
まだ多くの行方不明者がいて、たくさんの子供たちが仮設住宅に暮らし、不自由な生活を強いられています。
また、原子力発電所の事故のために、避難を余儀なくされ、除染がなかなか進まない中、家に閉じこもりがちな子供たちがたくさんいます。
先が見えない生活は、さぞ不安なことでしょう。
スライドで紹介された子供たちの笑顔を見ていると、せつなくて、やり切れない気持ちでいっぱいになりました。
私たちに何ができるのだろうか・・・考えても、簡単に答えが見つかる問題ではありません。
報告を聞く中で、強く思ったことは「忘れてはいけない」ということでした。
私たちが直接手助けできることは、何もないかもしれません。
しかし、いつも心の中に被災地のことを思う気持ち、そこに生きる子供たちを思う気持ちを持ち続けることはできます。
そして、家庭で、学校で、地域で、被災地のことを話題にすることで、ひとりでも多くの人々の心の中に「想い」を持ち続けてもらえるようなきっかけを作ることはできます。
保護者の皆さん、ぜひお子さんと、ご家族と、地震や津波のこと、原発や放射能のこと、いろいろな話をしてみませんか?