「愛知のPTA」の記事より 〜ほめる〜
- 公開日
- 2012/10/05
- 更新日
- 2012/10/05
総務委員会
先日、お子さんを通じて配布された「愛知のPTA」という新聞(平成24年10月号)を、ご覧になりましたか?
中面に、スクールカウンセラーの山口 力さんの「子育てワンポイントアドバイス!」というコーナーがあり、今回は「ほめ方」についてのお話でした。
「PTAの部屋」でも、「未来の大人たちへ」の関連記事で「ほめる」ことについて書いたばかりだったので、とても興味を持って読ませていただきました。
(「大人の先輩からのアドバイス」に想う その7 10/5)
「愛知のPTA」をご覧になっていない方にも、ぜひお伝えしたい内容だったので、簡単にまとめましたので、参考にしていただけるとうれしいです。
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●ほめ方の種類
「ほめ方」には、2種類あります。
1. 「結果」でほめる
2. 「プロセス」でほめる
●それぞれのほめ方の特徴
1.「結果」でほめる
・一般的によく使われる方法
・評価の基準は「できる」か「できない」か、しかない
・人との比較によってほめることにつながりやすい
→ 結果として、子供は「あの子よりもできないといけない」という思いを持ちやすく、出来ない自分のことを認めることができず、自分を好きになれない、ということにつながる
2.「プロセス」でほめる
・他者との比較は関係なく、自分自身が認めてもらえる
・親も、結果ではなく、「今」や「行為」に意識が向く
・評価の基準は無限にある
→ 結果として、子供は自分に自信をもつことができ、本物の優しさと思いやり、感謝を表現する子供に育つ
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まずは、親が意識を変えることが大切ですね。
「結果」でほめることはわかりやすいので、ついつい「0」か「100」かという極端な基準でほめてしまうことがあります。
また、他者と比較することもわかりやすいので、ついついやってしまいますよね。
でも、それでは子供の心が「優越感」や「劣等感」ばかりになってしまいます。
子供が本当に自分が好きになって、自分に自信を持てるようになるためには、「プロセス」でほめることが、とても大切なのですね。
子供の「ほめポイント」は、「プロセス」の中に見つけるように、努力していきたいと思います。