ミニ版「ほろほろ通信」 2/17号
- 公開日
- 2013/02/18
- 更新日
- 2013/02/18
総務委員会
ミニ版「ほろほろ通信」 2/17(日)号
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「一番の親孝行は何だろう」
春日井市の三十代の女性からの投稿です。
この女性は19歳のときに実家を出て、気ままなフリーター生活を楽しんでいたそうです。
実家の近くだったが、年1,2回しか帰らなかったとのこと。
23歳のとき、海外旅行中にホテルに「父親が倒れた」という連絡が入り、慌てて帰国後病院へ駆けつけると、父親は脳梗塞で会話もできない状態だったそうです。
女性は「なぜ、もっと家に帰らなかったんだろう」「お父さんの晩酌に付き合ってあげればよかった」と後悔するばかりで、考えてみると父親とゆっくり話した記憶もなかったと気付きました。
父親は、職場の同僚にいつも娘であるこの女性の話をしていたそうで、自分のことをそんなにも考えていてくれたのだと思うと、涙がこぼれました。
女性は「親孝行をしよう!」と思いましたが、何をしたらいいかわからない。考えた結果、「私が充実して幸せな人生を送ることだ」という答えを出しました。
心機一転、就職し仕事に打ち込み、その後は海外留学やワーキングホリデーで英会話をマスターし、この春から子供たちに英会話を教える教室を開校する準備中だそうです。
女性は「開講したら、父親を教室に連れて行って報告したい」とはりきっています。
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「親孝行 したいときには 親はなし」
皆さんも、親のありがたさを身にしみて感じたことがあると思います。
とくに、自分が親になって、改めて親の苦労がわかった、という経験をしてきたのではないでしょうか。
「親孝行」に早すぎる、ということはありません。
後悔しないために、今からでもできることを考えて、実行に移せるといいですね。
また、親に対してだけではなく、家族たちや、まわりで支えてくれている人々に、いつでも「ありがとう」の気持ちを持っていられるといいですね。