「愛マップ・プロジェクト」始動!(1)
- 公開日
- 2013/05/08
- 更新日
- 2013/05/26
愛マップ
5/8(水)ついに「愛マッププロジェクト」が始動しました。
朝の臨時集会で、関西大学の城下英行先生より「愛マッププロジェクト」の概要について、全校生徒に向けてご説明いただきました。
以前「PTAの部屋」で、「愛マッププロジェクト」という名称に決まった経緯について記事にしました。
(【PTAの部屋】新しいこと始まるよ(2) 4/19)
城下先生は、このプロジェクトのテーマとも言える「愛すること」について、わかりやすくお話してくださいましたので、ご紹介します。
●「愛する」ことは「大切にする」「大切に思う」こと
城下先生は講演の冒頭で、いきなり「校歌」を歌いました。
先生の勤務先である関西大学の校歌です。(とてもお上手でした)
先生は、関西大学に勤務することになった時に「自分の所属する組織を好きになろう!」と思い、ならば校歌を覚えようという気持ちになったそうです。
校歌を覚えたことで、より愛着がわき、学校が好きになったとのことです。
「好き」になれば「大切」にしますよね。
それが「愛する」ことにつながるのですね。
●「愛する」の反対は「無関心」
マザー・テレサの言葉を引用して、「無関心」であることからは何も生まれない、ということを教えていただきました。
好きな人に、自分のことを好きになってもらおうとする努力は、自分から相手に向かっての働きかけですが、結果的には自分のためにがんばることになります。
例えば、女子が男子に好かれたいと思う時、少しでもかわいく見えるように、容姿を気にしたり、言葉遣いに気をつけたりしますよね。
その努力は、結果として自分自身を魅力的な女性にしてくれるでしょう。
しかし、相手に好きになってもらえなければ、だんだん関心が薄れて、無関心になっていきます。
無関心になれば、努力する必要もなくなりますから、そこからは何も生まれません。
●「関心を持つ」姿勢が大切
世の中は、常に動いていて、いろいろなことがどんどん変わっていきます。
「好きなこと」や「関心があること」も変わっていくことでしょう。
大切なのは、「自分から関心を持つ」という姿勢だと先生はおっしゃいました。
「好きになる」=「関心を持つ」という姿勢でいれば、好きなことはがんばれます。
「関心を持つ」ことは、がんばるための原動力になるのですね。
「愛」という言葉は、恋愛という意味で使われることが多いのですが、それだけではありませんよね。
城下先生のお話から、「人」に対してだけでなく、「学校(小牧中)」「地域(小牧市)」などにも「関心を持つ」ことが「愛する」ことにつながる、ということを教えていただきました。
「愛マッププロジェクト」では、直接参加する生徒たちだけでなく、私たち保護者を含む大人たちも「関心を持って」見守っていきたいですね。